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社会生活基本調査の「本人の仕事の内容」の書き方は?具体例を紹介【2026年】

2026年の社会生活基本調査で、「本人の仕事の内容」には何を書けばいいのか迷っていませんか?

「会社員」「事務員」「販売業」「公務員」など、職業や勤務先の業種を書けばよいと思うかもしれません。

しかし、総務省統計局の調査票では、勤務先の事業内容ではなく、本人が実際に担当している主な仕事の内容を具体的に記入するよう案内されています。

例えば、単に「事務員」と書くのではなく、「出荷伝票の整理事務」のように、どのような仕事をしているのかが分かる書き方にします。

この記事では、社会生活基本調査の「本人の仕事の内容」について、公式の良い例・悪い例、職業別の記入例、サンプル例を紹介します。

複数の仕事をしている場合や、派遣社員、パート、自営業者などの注意点も解説するので、回答前に確認してみてください。

※この記事は総務省統計局の「令和8年社会生活基本調査」の調査票・記入案内を参考にしています。実際に回答する際は、届いた調査票の説明を優先してください。

目次

「本人の仕事の内容」とは?勤務先の業種ではなく実際の仕事内容を書く

「本人の仕事の内容」は、本人が普段どのような仕事をしているのかを記入する項目です。

重要なのは、会社が何をしているかではなく、自分自身が何をしているかを書くことです。


例えば、製造会社に勤めていても、全員が「製造業」と記入するわけではありません。

実際の仕事内容記入例
製品の組み立てを担当している製品の組立作業
経理処理を担当している会計帳簿の記入整理
店舗で会計を担当しているスーパーマーケットのレジ係
出荷伝票を整理している出荷伝票の整理事務
自動車の状態を検査している自動車の検査員

同じ会社に勤めていても、担当する仕事が違えば、記入する内容も異なります。

「会社員」「事務員」だけでは不十分

総務省統計局の調査票では、「会社員」「営業部員」「販売業」のようなおおまかな書き方ではなく、実際にどのような仕事をしているか分かるように記入することが求められています。

公式資料には、次のような例が示されています。

悪い例良い例
事務員出荷伝票の整理事務
店員、サービス業販売店員、スーパーマーケットのレジ係
製造業デジタルカメラボディの成形加工、旋盤による金属加工
検査員自動車の検査員(民間車検場)、視力検査員(販売店)
監視員プール監視員、美術館監視員
公務員戸籍事務、建築主事

※公式資料の例をもとに整理しています。

「何の仕事をしている人なのか」が具体的に伝わるように記入することがポイントです。

本人の仕事の内容の書き方|3つのポイント

記入に迷ったら、次の3点を確認しましょう。

1.実際に担当している作業を書く

役職や会社の業種だけでなく、普段の仕事内容を記入します。

例えば、会社で事務を担当している場合は、「事務」だけで終わらせず、会計帳簿の整理、出荷伝票の整理、銀行窓口の事務など、実際の仕事に合う表現を考えます。

2.仕事内容が分かる程度に具体的にする

「製造」「販売」「検査」のように幅広い表現だけでは、仕事の内容が十分に伝わらないことがあります。

何を製造しているのか、何を販売しているのか、何を検査しているのかを補うと、具体的になります。

ただし、長い説明文を書く必要があるという意味ではありません。仕事内容を正確に表せる職名や短い説明で構いません。

3.自分の主な仕事を1つ記入する

複数の仕事を担当している場合でも、すべての仕事内容を並べるのではなく、調査票のルールに従って主な仕事を1つ記入します。

複数の勤務先で働いている場合と、1つの勤務先で複数の仕事を担当している場合では、判断方法が異なるため、後述の説明も確認してください。


関連記事:社会生活基本調査A票の書き方は?生活時間の記入例を解説【2026年】

【職業別】本人の仕事の内容の記入例

ここからは、職業別の記入例を紹介します。

公式資料に掲載されている例と、書き方を理解するために作成した独自のサンプル例を分けて紹介します。独自例は記入方法の参考であり、公式資料に掲載された回答例ではありません。

1.事務職・オフィスワークの場合

事務職は、職場によって担当業務が異なります。「事務員」とだけ書くのではなく、具体的な作業を記入しましょう。

実際の仕事内容記入サンプル
会計帳簿を記入・整理する会計帳簿の記入整理
出荷伝票を整理する出荷伝票の整理事務
銀行の窓口で事務を担当する銀行窓口の事務
顧客情報をパソコンに入力する顧客情報のデータ入力事務
電話の取り次ぎや書類整理を担当する電話応対・書類整理事務

※上の表のうち、会計帳簿の記入整理、銀行窓口の事務、出荷伝票の整理事務は公式資料に例があります。その他は説明用の独自サンプルです。

記入のポイント: 普段の業務の中で、中心となって担当している作業が伝わるように書きます。

例えば、書類の整理とデータ入力の両方を担当しているなら、実際の仕事内容や勤務時間を踏まえ、主な仕事を判断しましょう。

2.営業職の場合

営業職の場合も、「営業」「営業部員」だけではなく、実際の仕事の内容が分かるように記入します。

実際の仕事内容記入サンプル
企業を訪問して商品を提案する企業向け商品の営業
個人宅を訪問して保険商品を案内する個人向け保険商品の営業
顧客からの注文を受け、受注処理を行う商品の受注・営業事務
店舗で商品の説明や販売を行う店頭での商品販売・案内

※独自のサンプル例です。実際の仕事に合う表現に調整してください。

記入のポイント: 営業という職種名だけでなく、何を扱い、どのような仕事をしているかが伝わるようにします。

3.販売職・接客業の場合

販売職や接客業では、勤務先の店舗名や業種だけでなく、本人が担当している仕事を記入します。

実際の仕事内容記入サンプル
スーパーマーケットでレジを担当するスーパーマーケットのレジ係
店頭で商品を販売する販売店員
飲食店で調理を担当する飲食店の調理人
飲食店で注文受付や配膳を担当する飲食店の接客・配膳
美容師として髪を切る美容師

※「スーパーマーケットのレジ係」「販売店員」「美容師」は公式資料の例を含みます。その他は独自のサンプルです。

記入のポイント: 店舗で働いているという説明だけではなく、レジ、販売、調理、接客など、本人が実際に担当している仕事を明確にしましょう。

4.製造業・工場勤務の場合

工場や製造会社で働いている場合、「製造業」とだけ書くのではなく、どのような製品や作業を担当しているかを記入します。

実際の仕事内容記入サンプル
デジタルカメラの部品を成形加工するデジタルカメラボディの成形加工
旋盤で金属を加工する旋盤による金属加工
食品を製造する食品の製造作業
製品を組み立てる製品の組立作業
製品に不具合がないか確認する製品の品質検査

※デジタルカメラボディの成形加工、旋盤による金属加工は公式資料の例です。その他は独自のサンプルです。

記入のポイント: 「工場勤務」「製造業」だけでなく、成形加工、金属加工、組立、品質検査など、実際の担当作業が分かるようにします。

5.検査・監視の仕事の場合

検査や監視の仕事は、対象が何なのかを具体的に書くことが大切です。

実際の仕事内容記入例
民間車検場で自動車を検査する自動車の検査員(民間車検場)
販売店で視力検査を行う視力検査員(販売店)
プールの安全を監視するプール監視員
美術館内を監視する美術館監視員

上記は総務省統計局の公式資料に掲載されている例です。

「検査員」「監視員」だけでは、何を対象とした仕事なのかが分かりにくいため、対象や勤務場所も含めて記入すると、仕事内容が伝わりやすくなります。

6.公務員の場合

公務員の場合も、「公務員」とだけ書くのではなく、実際に担当している仕事を記入します。

実際の仕事内容記入例
戸籍に関する事務を担当する戸籍事務
建築主事として業務を行う建築主事
住民向けの証明書発行事務を担当する住民票などの証明書発行事務
学校で教員として勤務する小学校教諭

※戸籍事務、建築主事、小学校教諭は公式資料の例を含みます。その他は独自のサンプルです。

記入のポイント: 公務員という身分や所属先だけでなく、実際に行っている仕事を記入しましょう。職名そのものが仕事の内容を十分に表している場合は、その職名を記入する方法もあります。

7.介護・医療・福祉の仕事の場合

介護や医療、福祉の仕事では、実際の職種や担当業務が分かるように記入します。

実際の仕事内容記入サンプル
看護師として患者の看護を行う看護師
高齢者の介護を担当する高齢者施設の介護職員
保育所で子どもの保育を行う保育士
医師として内科診療を行う内科医師

※看護師、保育士、内科医師は公式資料の例を含みます。その他は独自のサンプルです。

記入のポイント: 「病院勤務」「福祉施設勤務」だけではなく、看護、介護、保育、診療など、本人の仕事が分かる職名や具体的な仕事内容を記入します。

8.運転手・配送の仕事の場合

運転や配送の仕事では、何を運ぶのか、どのような運転業務を担当しているのかを具体的に記入すると分かりやすくなります。

実際の仕事内容記入サンプル
トラックで商品を配送するトラックによる商品配送
宅配便を配達する宅配便の配達
タクシーを運転するタクシー運転手
バスを運転するバス運転手

※独自のサンプル例です。実際の担当業務に合わせて記入してください。

9.自営業者・経営者の場合

自営業者や経営者の場合は、会社や店舗を経営していることだけでなく、本人が実際に担当している仕事を確認します。

総務省統計局の調査票では、経営者であっても、経営管理以外の仕事に直接従事している場合は、その直接従事している仕事を記入するよう案内されています。

公式資料には、次の例があります。

実際の仕事記入例
食堂を経営し、調理も担当している食堂の調理人
病院の院長で、内科の診療も担当している内科医師

つまり、食堂の経営者だからといって、必ず「食堂経営」と記入するわけではありません。本人が直接調理を担当しているなら、その仕事を記入する例が示されています。

記入のポイント: 経営管理を主に行っているのか、調理・診療などの実務を直接担当しているのか、実際の仕事を振り返って記入しましょう。

【サンプル例】調査票には実際にどう書けばいい?

ここでは、仕事内容をどのように整理して記入するのか、独自のサンプルを紹介します。

以下は記入方法を理解するための例であり、総務省統計局が公表した公式の回答例ではありません。

サンプル1:保険会社で事務を担当している人

仕事内容の例

  • 契約に関する書類を確認する
  • データを入力する
  • 書類を整理する
  • 社内の問い合わせに対応する

記入例:

「保険契約に関する書類確認・データ入力事務」

「事務員」だけでなく、どのような事務を担当しているかを補っています。

サンプル2:スーパーでレジと品出しを担当している人

仕事内容の例

  • レジで会計を行う
  • 商品を棚に並べる
  • 売場を整理する

レジの仕事が主な場合の記入例:

「スーパーマーケットのレジ係」

品出しが主な場合の記入例:

「スーパーマーケットの商品品出し」

複数の仕事を担当している場合は、調査票のルールに従って主な仕事を判断します。

サンプル3:工場で製品の組立と検査を担当している人

仕事内容の例

  • 部品を組み立てる
  • 完成品に不具合がないか確認する
  • 検査結果を記録する

組立作業が主な場合の記入例:

「製品の組立作業」

検査作業が主な場合の記入例:

「製品の品質検査」

仕事内容をいくつも並べるよりも、主な仕事が分かる表現を選ぶことがポイントです。

サンプル4:飲食店を経営しながら調理も担当している人

仕事内容の例

  • 店舗の経営管理を行う
  • 食材を準備する
  • 料理を作る
  • 店舗の営業を管理する

本人が直接調理する仕事に従事している場合の記入例:

「食堂の調理人」

これは、公式資料に示されている「食堂の経営者で調理もしている人」の例に沿った書き方です。

実際の回答では、自分の主な仕事と調査票の説明を確認してください。

複数の仕事をしている場合はどれを書く?

複数の勤務先で仕事をしている場合や、1つの勤務先で複数の仕事を担当している場合は、記入方法に注意が必要です。

複数の勤務先で仕事をしている場合

総務省統計局の調査票では、複数の仕事に従事している場合、収入が多い仕事を主な仕事として選び、収入が同じ場合は勤務時間が長い仕事を選ぶよう案内されています。

例えば、次のようなケースです。

仕事収入勤務時間
本業:事務職多い週40時間
副業:飲食店のアルバイト少ない週8時間

この場合は、収入が多い事務職を主な仕事として判断します。

収入が同じ場合は、勤務時間が長い方を選びます。

1つの勤務先で複数の仕事を担当している場合

同じ勤務先で複数の仕事をしている場合は、原則として勤務時間が長い方を1つ記入します。

例えば、靴の修理と販売の両方を担当している人について、公式資料では「靴の修理」を記入する例が示されています。

また、薬の調剤と販売の両方を担当している人については、「薬剤師」とする例が示されています。

勤務時間によって判断できない場合などは、調査票の説明に従ってください。

技能的な仕事と販売の仕事を両方している場合

総務省統計局の調査票では、技能的な仕事と販売の仕事の両方をしている場合、技能的な仕事を記入するよう案内されています。

複数の仕事をしている場合は、単に自分が好きな仕事や役職名を選ぶのではなく、調査票の判断ルールを確認しましょう。

派遣社員・パート・アルバイトの場合は?

雇用形態だけで仕事内容を記入するわけではありません。実際に担当している仕事が分かるように記入します。

派遣社員の場合

派遣社員は、派遣先で実際に担当している仕事の内容を記入します。

例えば、派遣先でデータ入力を担当している場合は、仕事内容が分かるように記入します。

「派遣社員」とだけ記入するのではなく、実際の業務内容を表すことがポイントです。

パート・アルバイトの場合

パートやアルバイトであっても、実際に行っている仕事を記入します。

例えば、スーパーのレジを担当している場合は「スーパーマーケットのレジ係」、飲食店で調理を担当している場合は「飲食店の調理人」のように、仕事内容が分かる表現を使います。

雇用形態よりも、本人が実際に担当している仕事を具体的に記入しましょう。

仕事の内容を書くときによくある間違い

記入する前に、次のポイントを確認しておきましょう。

避けたい書き方見直すポイント
会社員実際の仕事内容を記入する
事務員どのような事務を担当しているか書く
販売業何を販売しているか、どのような販売業務かを具体的にする
製造業どのような製品や作業を担当しているかを書く
公務員実際の仕事や職名を記入する
複数の仕事内容をすべて並べる調査票のルールに従い、主な仕事を1つ選ぶ

仕事の内容を詳しく書くというのは、長文を書くことではありません。

職業名や勤務先の業種だけで終わらせず、実際にどのような仕事をしているかが分かるようにすることが大切です。

よくある質問

Q. 「会社員」とだけ書いてもよいですか?

総務省統計局の調査票では、「会社員」「営業部員」「販売業」のようなおおまかな書き方ではなく、実際にどのような仕事をしているか分かるように記入することが求められています。仕事内容を具体的に表す職名や説明を記入しましょう。

Q. 勤務先の会社が何をしているかを書けばよいですか?

いいえ。勤務先の事業内容ではなく、本人が実際に担当している主な仕事の内容を記入します。同じ会社でも、事務、営業、製造など、本人の仕事内容に合わせて記入してください。

Q. 複数の仕事をしている場合は全部書きますか?

調査票では、主な仕事を1つ記入するよう案内されています。複数の勤務先がある場合は収入が多い仕事を選び、収入が同じ場合は勤務時間が長い仕事を選びます。1つの勤務先で複数の仕事をしている場合も、調査票のルールに従って判断します。

Q. 派遣社員は「派遣社員」と書けばよいですか?

仕事内容の欄には、派遣先で実際に担当している仕事の内容を記入します。雇用形態だけでなく、具体的な仕事が分かるように書きましょう。

Q. 自営業の経営者は「経営者」と書けばよいですか?

実際の仕事内容を確認してください。総務省統計局の調査票では、経営者であっても経営管理以外の仕事に直接従事している場合は、その仕事を記入する例が示されています。例えば、食堂の経営者が調理も担当している場合は「食堂の調理人」とする例があります。

Q. どこまで詳しく書けばよいですか?

仕事の内容が具体的に分かる程度に記入します。「事務員」より「出荷伝票の整理事務」、「検査員」より「自動車の検査員(民間車検場)」のように、実際の作業や対象が伝わる書き方が参考になります。長い説明文を書く必要はありません。

まとめ|本人の仕事の内容は実際の仕事内容を具体的に書こう

2026年の社会生活基本調査で「本人の仕事の内容」を記入するときは、勤務先の業種や雇用形態だけでなく、本人が実際に担当している主な仕事を具体的に書くことが大切です。

最後に、重要なポイントを整理します。

  • 「会社員」「事務員」「販売業」など、おおまかな表現だけで終わらせない
  • どのような作業を担当しているかが分かるように記入する
  • 複数の仕事がある場合は、調査票のルールに従って主な仕事を1つ選ぶ
  • 派遣社員は、派遣先で実際に担当している仕事内容を記入する
  • 自営業者や経営者も、実際に直接従事している仕事を確認する
  • 公式の良い例・悪い例を参考に、仕事内容が伝わる表現にする

書き方に迷った場合は、総務省統計局の公式調査票・記入案内を確認し、自分の仕事内容に合う表現を選びましょう。

参考資料

※職業別のサンプル例の一部は、書き方を理解するために独自に作成したものです。公式資料に掲載された例と区別して掲載しています。実際の回答では、届いた調査票と公式の記入案内を優先してください。

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この記事を書いた人

アラフィフ既婚の会社員です。
10代で引きこもりから脱出。
20代で働きながら高校・大学へ。
30代でうつ病とリストラを経験。
40代で障がい者雇用で再就職と結婚。
このブログでは障がい者や一般の方にも楽しんでもらえるイベントや生活情報をお届けします!
【保有資格】
ITパスポート、日商簿記、シニアライフコンサルタント(SLC)、フードコーディネーター、フォークリフト運転技能講習など多岐にわたる。

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