2026年(令和8年)の社会生活基本調査では、対象となった世帯に「調査票A」または「調査票B」が配布されます。
B票が届いたものの、
- 社会生活基本調査B票は何を書けばいい?
- 生活時間はどうやって記入する?
- 15分単位で書くの?
- 「主な行動」とは?
- 同時に別のことをしていた場合は?
- 場所や一緒にいた人はどう書く?
- スマートフォンやパソコンの使用は?
- 同じ行動が続く場合はどうする?
など、記入方法が分からない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、総務省統計局が公開している「令和8年社会生活基本調査の概要」「調査票B」「調査票の記入のしかた」および2026年のキャンペーンサイトをもとに、社会生活基本調査B票の書き方と生活時間の記入例を分かりやすく解説します。
※この記事は、総務省統計局が公開している2026年(令和8年)の公式資料をもとに整理しています。実際に回答するときは、お手元の調査票や「調査票の記入のしかた」も確認してください。
社会生活基本調査B票とは?

社会生活基本調査は、国民が1日の時間をどのように使っているのか、また過去1年間にどのような活動を行ったのかなどを調べる基幹統計調査です。
2026年の調査は、1976年の第1回調査から数えて11回目で、50周年にあたります。
B票では、生活時間について、A票とは異なる方法で回答します。
B票では、生活時間を「睡眠」「仕事」「食事」などの20種類の分類から選ぶのではなく、その時間に何をしていたのかを、より具体的に記入する形式になっています。
キャンペーンサイト👉令和8年社会生活基本調査キャンペーンサイト
B票の生活時間は15分単位で記入

B票の生活時間は、指定された2日間について記入します。
2026年の調査では、2026年10月17日(土)から10月25日(日)までの9日間の中から、世帯ごとに指定された連続する2日間が調査対象となります。
自分で好きな2日を選ぶのではなく、調査票に記載されている指定日を確認してください。
生活時間は15分単位で記入します。
例えば、
- 8:00~8:15
- 8:15~8:30
- 8:30~8:45
というように、1日を15分ごとに区切って回答します。
B票は8項目を記入する
B票の生活時間では、主に次の8項目を回答します。
- 主な行動
- 主な行動でのスマートフォンの使用
- 主な行動でのパソコンの使用
- 同時にしていた行動
- 同時にしていた行動でのスマートフォンの使用
- 同時にしていた行動でのパソコンの使用
- 場所
- 一緒にいた人
A票との大きな違いは、「主な行動」と「同時にしていた行動」を分けて記入することです。
B票の「主な行動」は具体的に書く

B票では、主な行動をできるだけ具体的に記入します。
例えば、
「家事」
だけではなく、
「食器を洗う」
「洗濯物を干す」
「部屋を掃除する」
など、そのときに何をしていたのかが分かるように記入します。
同様に、
「趣味」
ではなく、
「本を読む」
「音楽を聴く」
「ゲームをする」
など、具体的な行動を記入するイメージです。
B票では、その15分間に実際に何をしていたのかを具体的に回答することがポイントです。
「同時にしていた行動」とは?
B票で特に迷いやすいのが「同時にしていた行動」です。
例えば、
食器を洗いながら音楽を聴いていた
とします。
この場合、
- 主な行動:食器を洗う
- 同時にしていた行動:音楽を聴く
というように記入します。
B票では、主な行動と同時にしていた行動を分けて回答できます。
ただし、同時にしていた行動として記入できるのは1つです。
15分の間に複数の行動をした場合
B票でも、1つの15分間に複数の行動をした場合があります。
総務省統計局の記入例では、例えば次のようなケースが示されています。
16:00~16:15
- 片付け:7分
- 子どもと遊ぶ:8分
この場合、8分の「子どもと遊ぶ」のほうが長いため、主な行動として「子どもと遊ぶ」を記入します。
つまり、15分間の中で複数の行動をした場合は、その時間が長かった行動を主な行動として記入するのが基本です。
B票の公式記入例
総務省統計局の公式資料では、次のような生活時間の例が示されています。
買い物をした場合
例えば、買い物に15分かかった場合は、
「買い物」ではなく、実際に行った具体的な行動
として記入します。
その後に、
- 移動
- 買った物を片付ける
- 子どもと遊ぶ
などの行動が続いた場合も、それぞれの15分単位で記録します。
例えば、
15:30~15:45
買い物を15分
→ 主な行動:「買い物」
15:45~16:00
移動12分、買った物を片付ける3分
→ 主な行動:「移動」
16:00~16:15
片付け7分、子どもと遊ぶ8分
→ 主な行動:「子どもと遊ぶ」
という考え方になります。
B票では「場所」も記入する
B票では、その行動をどこで行ったのかも回答します。
場所は次の4区分です。
- 家
- 学校・職場
- 移動中
- その他
例えば、
自宅で食事
→「家」
職場で仕事
→「学校・職場」
電車の中で移動
→「移動中」
というように記入します。
「一緒にいた人」は誰?
B票では、その時間に誰と一緒にいたのかも回答します。
区分は次のとおりです。
- 一人
- 父
- 母
- 子
- 配偶者
- その他の家族
- 学校・仕事の人・その他
例えば、
一人でテレビを見る
→「一人」
配偶者と食事
→「配偶者」
子どもと遊ぶ
→「子」
職場の人と仕事
→「学校・仕事の人・その他」
というように記入します。
スマートフォン・パソコンを使った場合
B票では、主な行動と同時にしていた行動について、それぞれスマートフォンやパソコンを使用したかどうかも回答します。
つまり、
- 主な行動でスマートフォンを使用したか
- 主な行動でパソコンを使用したか
- 同時にしていた行動でスマートフォンを使用したか
- 同時にしていた行動でパソコンを使用したか
を確認します。
例えば、
パソコンで仕事をしている
場合は、主な行動として具体的な仕事の内容を記入し、パソコンの使用についても回答します。
同じ行動が続く場合は「↓」を使う
B票では、同じ行動が続く場合に、記入を簡略化できます。
同じ行動が続く場合は、後の行に「↓」を使って、前の行と同じ行動が続いていることを示します。
例えば、
| 時間 | 主な行動 |
|---|---|
| 9:00~9:15 | パソコンで仕事 |
| 9:15~9:30 | ↓ |
| 9:30~9:45 | ↓ |
| 9:45~10:00 | ↓ |
というように、同じ行動が続いていることを表します。
実際の記入方法については、手元の調査票の案内に従ってください。
「起床」「帰宅」などはどうする?
B票では、時点を表すだけの行動は生活時間として記入しないものがあります。
公式の記入方法では、例えば、
- 起床
- 就寝
- 帰宅
などの時点の出来事は、生活時間の行動として記入しません。
その時間に実際に行っていた具体的な行動を記入することがポイントです。
B票を紙で記入する場合

紙のB票では、生活時間の欄に指定された2日間の行動を記入します。
キャンペーンサイトでは、B票の生活時間は4~7ページに掲載されています。
指定された2日間は、調査票の表紙や生活時間のページ上部で確認します。
生活時間は15分単位で記入します。
紙のB票は機械で読み取る
紙の調査票は機械で処理されるため、記入するときは、総務省統計局の案内に従って黒鉛筆またはシャープペンシルを使用します。
時間を区切る線などを記入する場合は、定規を使用します。
記入方法に迷った場合は、自己判断で書き直すのではなく、「調査票の記入のしかた」を確認しましょう。
インターネットでB票を回答する方法
社会生活基本調査は、インターネットでも回答できます。
スマートフォンの場合は、調査書類に記載されている「インターネット回答ログイン情報」のQRコードを読み取って回答します。
基本的な流れは次のとおりです。
- QRコードを読み取る
- 政府統計コード・回答者ID・パスワードを確認
- ログインする
- 初回ログイン時にパスワードを変更
- メールアドレスを登録
- B票を選択
- スマートフォン版を選択
- 回答を入力
- 一時保存
- 内容を確認
- 回答を送信
- 受付完了を確認
- ログアウト
回答途中で中断する場合は、一時保存して後から再開できます。
パソコンから回答する場合
パソコンでは、政府統計オンライン調査総合窓口から回答します。
公式サイト:https://www.e-survey.go.jp
ログイン後にB票を選択し、PC版で回答します。
2026年のキャンペーンサイトでは、パソコン版は60分操作がないと自動的にログアウトすることが案内されています。
途中で離れる場合は、一時保存を利用しましょう。
B票の生活時間を記入するときのポイント


B票は、次のポイントを押さえると分かりやすくなります。
1.指定された2日間を確認
調査票に記載された指定日の2日間について回答します。
2.15分単位で記録
生活時間は15分単位で記入します。
3.主な行動は具体的に書く
「家事」「趣味」などの大まかな分類ではなく、実際に何をしていたのかを具体的に記入します。
4.同時にしていた行動も記入
主な行動と同時に別の行動をしていた場合は、「同時にしていた行動」に記入します。
5.場所を記入
「家」「学校・職場」「移動中」「その他」から該当するものを回答します。
6.一緒にいた人を記入
その時間に一緒にいた人について回答します。
7.スマートフォン・パソコンの使用も回答
主な行動・同時にしていた行動について、スマートフォンやパソコンを使用したか確認します。
A票とB票の違いは?
A票とB票はどちらも生活時間を調べますが、記入方法が異なります。
| A票 | B票 | |
|---|---|---|
| 生活時間 | 20種類の行動分類 | 具体的な行動 |
| 記入単位 | 15分 | 15分 |
| 主な行動 | 行動分類から選択 | 具体的に記入 |
| 同時にした行動 | 主な行動を記入 | 別項目に記入 |
| スマホ・PC | 使用状況を回答 | 主な行動・同時行動について回答 |
| 場所 | ― | 回答 |
| 一緒にいた人 | 回答 | 回答 |
| 同じ行動が続く場合 | ― | 「↓」を使用 |
※表は、総務省統計局のA票・B票の記入方法を比較して整理したものです。
A票では「20種類の行動分類」がポイントなのに対し、B票では「具体的な行動を記入する」ことが大きな違いです。
B票の記入で迷ったら?
B票は、A票よりも具体的な行動を記入するため、
「これは何と書けばいい?」
と迷うことがあるかもしれません。
その場合は、できるだけ実際に行っていた行動が分かるように具体的に記入することがポイントです。
例えば、
「家事」
よりも、
「食器を洗う」
「洗濯物を干す」
「部屋を掃除する」
など、具体的な行動が分かる書き方のほうがB票の趣旨に合います。
また、同時に別の行動をしていた場合は、「主な行動」と「同時にしていた行動」を分けて考えます。
判断に迷う場合は、総務省統計局の「調査票の記入のしかた」や調査書類を確認してください。

まとめ|B票は「具体的な行動」を15分単位で記入
2026年の社会生活基本調査B票では、指定された2日間について生活時間を15分単位で記入します。
特に覚えておきたいポイントは次のとおりです。
- B票の生活時間は15分単位
- 指定された2日間について回答
- 「主な行動」は具体的に記入
- 「同時にしていた行動」も記入できる
- スマートフォン・パソコンの使用状況を回答
- 行動した「場所」を回答
- 「一緒にいた人」を回答
- 同じ行動が続く場合は「↓」を使用
- 起床・就寝・帰宅など、時点を表す出来事は生活時間として記入しない
- 複数の行動をした場合は、時間が長かった行動を主な行動とする
- 紙またはインターネットで回答できる
B票はA票と違い、20種類の分類から選ぶのではなく、「その時間に具体的に何をしていたのか」を記録する点が大きな特徴です。
参考にした総務省統計局の公式資料
この記事では、主に以下の公式資料を参考にしています。
- 総務省統計局「令和8年社会生活基本調査の概要」
- 総務省統計局「令和8年社会生活基本調査 調査票B」
- 総務省統計局「調査票の記入のしかた」
- 総務省統計局「令和8年社会生活基本調査 2026年キャンペーンサイト」
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