生活習慣病の一つ「脂質異常症」は、40代以上の約2人に1人が該当すると言われる現代病。
芸能人も例外ではなく、思わぬ数値や病名を公表し話題となっています。
この記事では、実際に脂質異常に向き合った芸能人の体験談やプロフィールを紹介しつつ、最新トピックや対策方法も解説します。
脂質異常を公表した芸能人一覧|驚きの数値と対策法まとめ
1. モト冬樹さん(タレント)

◆脂質異常エピソード
67歳時にテレビ番組の健康診断で「中性脂肪969mg/dL」という非常に高い数値を記録し、医師も検査ミスを疑うほど。
再検査でもやはり同じ数値が出て、内分泌内科の医師から「大変深刻な数字」と指摘されました。
◆ポイント
“知らず知らずのうちに進行する”脂質異常の怖さを、多くの視聴者に印象付けたケースです。
①生年月日:1951年5月5日
②出身地:日本・東京都豊島区
③血液型:B型
④代表作:コミックバンド「ビジーフォー」、テレビ番組『ものまね王座決定戦』『ちびまる子ちゃん』(さくら友蔵役)、映画『ヅラ刑事』『悪夢のエレベーター』など。
1970年代後半からコミックバンドで注目を集め、タレント・俳優としても幅広く活躍中。
独特のギター演奏や温かい人柄で、現在もドラマ・バラエティ番組・舞台など幅広い分野で活動している。
2. 藤田ニコルさん(タレント・モデル)

◆脂質異常エピソード
2023年、自身のX(旧Twitter)で「家族性高コレステロール血症」を公表。
生まれつきLDL(悪玉)コレステロール値が高く、若い頃から動脈硬化リスクが高い指定難病。
数値が“とんでもない事になっていて、そろそろちゃんと知識いれなきゃ”と正直に心境を告白。
◆ポイント
遺伝性の病気があるとわかりやすく説明し、「みんなも検査して筋道立てて向き合おう」というメッセージを発信しています。
①生年月日:1998年2月20日
②出身地:ニュージーランド・オークランド(育ちは埼玉県戸田市)
③血液型:A型
④代表作:雑誌『nicola』『Popteen』専属モデル、『ヒルナンデス!』『有吉の壁』などのバラエティ番組、YouTubeチャンネル「にこるんTube」。
モデル・タレント・YouTuberとして幅広い世代から支持。明るいキャラクターと発信力で、健康や美容意識にも前向きに情報発信中。
3. あらぽんさん(お笑い芸人)

◆脂質異常エピソード
朝食に1週間サバ缶生活を実践する企画で登場。開始前の中性脂肪は「827mg/dL」と高値。
1週間で「134mg/dL」まで劇的に改善しましたが、医師から「中性脂肪はすぐ変動するので、普段の生活改善も大切」と指摘されました。
◆ポイント
食生活の見直しで劇的な改善が期待できること、でも根本には“普段の習慣”が重要だと教えてくれます。
①生年月日:1985年10月13日
②出身地:日本・東京都板橋区
③血液型:A型
④代表作:お笑いコンビ『ANZEN漫才』として『M-1グランプリ』決勝進出、『24時間テレビ』『ヒルナンデス!』などで活躍。
親しみやすいキャラクターと独自の視点でお笑いの世界をリード。健康企画などでも注目されている。
4. スギちゃんさん(お笑い芸人)

◆脂質異常エピソード
健康診断で中性脂肪587mg/dLと判明。「即治療が必要」と言われる状態。
管理栄養士と一緒に低脂質・低カロリーの食事を1週間続けたところ、65mg/dLへと大幅改善。総コレステロール、血圧も基準値内になりました。
◆ポイント
適切な食事管理と短期間の努力で数値は大きく変わる好例。テレビ視聴者も勇気をもらったエピソードです。
①生年月日:1973年8月24日
②出身地:日本・愛知県尾西市(現・一宮市)
③血液型:B型
④代表作:お笑い芸人として『R-1ぐらんぷり2012』準優勝、「ワイルドだろ〜」の決めゼリフで大ブレイク、各種バラエティ番組出演。
体当たり企画や健康チャレンジにも積極的に取り組み、庶民的なキャラクターで幅広い層に人気。
5. 岡田圭右さん(お笑い芸人・ますだおかだ)

◆脂質異常エピソード
テレビ番組でLH比(悪玉÷善玉コレステロール値)が基準値2.0を超え、動脈硬化リスクが高いと判明。
健康意識の高まりから、食事・運動の習慣に改めて取り組むことを宣言。
◆ポイント
「隠れ脂質異常」リスクは若い世代にもあると再認識させる結果でした。
①生年月日:1968年11月17日
②出身地:日本・大阪府大阪市中央区
③血液型:O型
④代表作:お笑いコンビ『ますだおかだ』として『M-1グランプリ2002』優勝、バラエティ『アッコにおまかせ!』『クイズプレゼンバラエティ Qさま!!』などに多数出演。
明るいツッコミと安定したトーク、幅広いバラエティ番組で活躍する一方、健康企画にも前向きにチャレンジしている。
脂質異常症を放置するとどうなる?心疾患や脳梗塞のリスクに注意
- 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスク増加
- 自覚症状がほぼなく、気付いた時には進行しているケースが多い
- 家族性の場合は若い頃からリスク大
芸能人も取り組む!脂質異常を改善する生活習慣・食事法
◆日常でできるシンプルなポイント
- 食事改善
- 青魚(サバ缶など)や食物繊維を意識して摂取
- 炭水化物のとりすぎや甘い飲み物、脂っこい食品を控える
- 定期的な血液検査
- 早期発見・早期対策が重要
- 薬や治療の活用
- 遺伝性の場合は医師の診断・投薬治療が基本
- 継続的な生活習慣の見直し
よくある質問(FAQ)
まとめ|脂質異常と向き合う
芸能人も一般人も、“脂質異常”との向き合い方は同じ。
自分の状態を知り、生活を見直すことが何より大切です。
あなたも気になる項目をこの機会に見直して、“明日の健康”を手に入れませんか?


