2025年の和歌山県内のブルーライトアップ一覧
毎年4月2日、世界自閉症啓発デーに合わせて、和歌山城を中心とした県内の各所がブルーにライトアップされます。
イベント一覧⇒30和歌山県2025.pdf
開催日時が「45749」の謎!?

ちなみに上記PDFファイルにて開催日時が「45749」とシリアル値になっているようです。
◆シリアル値とは
シリアル値とは、日付を数値に置き換えたもの。
1900年1月1日を「1」として、
そこからの経過日数を数値化したものです。
■検証の仕方
Excelで任意のセルに「45749」と入力。
右クリック⇒セルの書式設定⇒表示形式⇒日付にすると『2025/4/2』であることがわかります。
おそらく何らかの形で表示形式がおかしくなった(誤表記)のでしょう。
悪気はないはずです。
この記事では、和歌山県内で行われるブルーライトアップイベントについて詳しくご紹介します。
和歌山市
和歌山城天守閣と暴れん坊将軍

開催日時:4月2日(水)のみ
場所:和歌山県和歌山市一番丁3
和歌山のシンボル、『和歌山城天守閣』が青く輝く夜が訪れます。
その歴史は1585年(天正13年)に遡り、紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城を命じたことから始まります。
築城の名人として知られる藤堂高虎が普請奉行を務め、約1万人が動員されました。
1600年の関ヶ原の戦い後、浅野幸長が城主となり、天守閣の建設や城の拡張工事を行いました。
1619年には徳川御三家の一つである紀州徳川家の居城となり、「南海の鎮」として西日本を監視する重要な役割を担いました。
紀州徳川家からは、八代将軍吉宗や十四代将軍家茂を輩出しています。
徳川吉宗は「暴れん坊将軍 」として知られるドラマでもお馴染みの人物で、和歌山城はドラマの舞台としても利用されています。
しかし、実際には吉宗が将軍になった後は江戸に移り、和歌山城には留まることはありませんでした。
明治維新後、和歌山城は陸軍省の管轄となり、1901年に和歌山公園として一般公開されました。
1934年には史跡に指定され、現在も和歌山市のシンボルとして多くの人々に親しまれています。
- 和歌山城 | 和歌山市の文化財
- 築城の物語|和歌山城の歴史|史跡和歌山城
- 時代劇ロケ地探訪 和歌山城
和歌山城ホール

開催日時:4月2日(水)のみ
場所:和歌山県和歌山市七番丁25−1
和歌山城ホールは2021年にオープンし、和歌山城の北側、旧伏虎中学校跡地に建てられました。
このホールは、954席の大ホールと395席の小ホールを備えており、音楽や演劇、講演会など多様なイベントに利用されています。
ホール内は、紀州産の木材を多く使用し、和歌山らしい温かみのあるデザインが特徴です。
また、屋上には市民に開放された庭園があり、和歌山城を望む展望テラスも設けられています。
このホールは、地域の文化芸術の振興や交流の促進を目的としており、観光の拠点としても機能しています。
市堀川水辺周辺

開催日時:4月2日(水)のみ
場所:和歌山県和歌山市福町
和歌山城の周囲を流れる市堀川の水辺もライトアップの対象となります。
市堀川は、和歌山城の外堀として機能していた歴史ある水路です。
現在は市民の憩いの場として整備されており、夜間のライトアップで幻想的な雰囲気を醸し出します。
水面に映る青い光と、和歌山城のシルエットのコントラストは、まさに息を呑むような美しさです。
カメラ好きの方は、ぜひこの機会に素晴らしい夜景写真を撮影してみてはいかがでしょうか。
有田市

開催日時:4月2日(水)~8日(火)
場所:和歌山県有田市箕島46
和歌山市だけでなく、有田市でも啓発イベントが開催されます。
有田市民会館は、2017年7月29日にオープンし、714席の紀文ホールを中心に、会議室や市民ギャラリーなどが備わっています。
また、2階には有田市図書館が併設されています。
交通アクセスは、JR紀勢本線の箕島駅から徒歩約6分で便利です。
田辺市

開催日時:4月2日(水)~8日(火)
場所:和歌山県田辺市東山1丁目5−1
和歌山県南部の中心都市、田辺市でもブルーライトアップが行われます。
2024年に新庁舎が完成し、地上6階建ての現代的な施設です。
延床面積は約21,033平方メートルで、建設費用は約115億9千万円と言われております。
新庁舎は災害対策や市民の利便性を考慮して設計され、分散していた行政機能を集約しています。
またJR紀伊田辺駅から徒歩約8分の場所にあります。
「世界自閉症啓発デー」と「発達障がい啓発週間」
国連は2007年に4月2日を「世界自閉症啓発デー」と定めました。
日本でも2005年に発達障害者支援法が施行され、毎年4月2日~8日を発達障がい啓発週間としています。
日本各地での取り組み(予告) | 世界自閉症啓発デー日本実行委員会
発達障がいは目に見えない障がいであり、周囲の理解が非常に重要です。
この啓発週間をきっかけに、私たち一人一人が発達障がいについて学び、考え、行動することが大切だと思います。
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