2025年の富山県のイベント一覧
毎年4月2日の「世界自閉症啓発デー」を含む一週間、県内の主要スポットがブルーにライトアップされ、発達障がいへの理解を深める取り組みが行われます。
イベント一覧⇒16富山県2025.pdf
今回は、富山県内の5つのブルーライトアップスポットをご紹介します。
ただ本稿執筆時、県庁からの公式発表はされていません。
富山城以外の4か所は例年4月2日は開催されますが、8日までに関しては施設により異なります。
随時、下記サイトでチェックしましょう!
◆富山県障害福祉課⇒富山県/報道発表
富山城

2025年4月2日~4月8日
日没時~22:00
場所: 富山県富山市本丸1-62
富山城は、1543年に神保長職によって築かれた歴史ある城です。
かつては城のすぐ北を流れる神通川が天然の堀として機能していました。
この城は戦国時代から江戸時代にかけて、上杉謙信、織田信長の家臣である佐々成政、そして加賀藩前田家など、多くの支配者の手を経てきました。
特徴的なのは、二重の堀と石垣で囲まれた堅牢な構造です。
加賀藩初代藩主の前田利長が整備した際、豊臣秀吉の聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい)を参考にしたとも言われています。
聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい)とは

現在の模擬天守は1954年に建てられたもので、犬山城や彦根城を参考に造られました。
この天守は戦災復興のシンボルとして2004年に国の登録有形文化財に指定されています。
また、富山城は明治時代の作曲家・滝廉太郎が作った「荒城の月」のモデルの一つとされています。
その哀愁漂うメロディは、廃城となった富山城の姿にも影響されたと言われています。
現在は富山市郷土博物館として利用され、富山の歴史や文化を学ぶことができます。
- 富山城の歴史観光と見どころ – お城めぐりFAN
- 富山城に行く前に知っておきたい8つのこと。歴史、アクセス方法、見どころ、イベント情報などを紹介 | 特集 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
タワー111ビル

2025年4月2日
場所: 富山県富山市牛島新町5−5
タワー111ビルは、富山市内で最も高い建物として知られています。
都市と自然が融合した富山の魅力を、青い光とともに体感できる特別な機会となります。
富山県立中央病院

2025年4月2日
場所: 富山県富山市西長江2丁目2−78
富山県立中央病院も、発達障がい啓発週間に参加し、ブルーライトアップを実施します。
医療施設がこのイベントに参加することで、健康と共生社会の重要性を強調しています。
病院の近代的な建築デザインと青い光の組み合わせは、見る人に安らぎと希望を与えます。
海王丸パーク

2025年4月2日
場所: 富山県射水市海王町8
公式ホームページはこちら⇒海王丸パーク | 北陸みなとオアシス
海王丸パークは、富山県射水市に位置する広大な公園で、帆船「海王丸」が有名です。
約10haの広々としたエリアで、人々が集い、学び、憩う場として親しまれています。
パーク内には、野鳥園やイベント広場、日本海交流センターなどがあり、多様な施設が揃っています。
特に、海王丸は商船学校の練習船として活躍し、現在も現役の姿で一般公開されています。
2018年には「ふね遺産」に認定され、海洋教室や展示も行われています。
また、海王丸パークは「恋人の聖地」にも選ばれており、結婚式や婚活イベントも開催されています。
夜には帆船がライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
クロスランドおやべ

2025年4月2日
場所: 富山県小矢部市鷲島10

クロスランドタワーは、高さ118メートルの展望タワーで、地上100メートルの展望フロアからは360度のパノラマビューを楽しむことができます。
立山連峰や砺波平野の散居村、そして市内に点在するメルヘン建築が一望でき、特に夕陽や夜景は幻想的です。
タワーは「恋人の聖地」にも選ばれており、展望フロアには「恋かぎ」が設置されています。
周辺には芝生広場やパターゴルフ場、ミニ鉄道などがあり、家族連れやカップルに人気のスポットです。
啓発と観光の融合
富山県のブルーライトアップは、発達障がいへの理解を深める重要な取り組みであると同時に、春の夜を彩る特別なイベントとして注目を集めています。
特に、富山城のライトアップが桜の開花時期と重なるので多くの観光客が訪れること予想されます。
イベント一覧⇒16富山県2025.pdf
発達障がい啓発週間中の富山を訪れる際は、昼の観光だけでなく、夜のブルーライトアップもぜひ、体験してみてください。
美しい光景を楽しみながら、共生社会について考える貴重な機会となるかもしれません。
日本各地での取り組み(予告) | 世界自閉症啓発デー日本実行委員会