対応条件の確認方法・非対応PCでのインストール・所要時間・トラブル解決まで徹底解説
この記事でわかること(2025年版)
- Windows 11にアップグレードできるかを簡単に確認する方法
- 実際にかかったアップグレード時間(筆者環境では約120分)
- 非対応PCでもインストールできる裏ワザと注意点
- よくある失敗原因とトラブル解決策
① はじめに:なぜ今アップグレードが必要?
2025年10月14日、Windows 10のサポートが正式に終了します。
サポートが切れるとセキュリティ更新が止まり、ウイルス感染や情報漏洩のリスクが一気に高まります。安全に使い続けるには早めの移行が必須です。
さらに、Windows 11では「Copilot」などのAI機能や、快適なUI・アクセシビリティ機能も充実。
初心者でも扱いやすい設計になっています。今こそアップグレードのタイミングです。
- Windows 10の「設定」→「バージョン情報」画面(システム→詳細設定で確認できます)

② Windows 11に対応しているか確認する方法
アップグレード前に、まずはお使いのPCがWindows 11に対応しているかをチェックしましょう。
✅ 確認手順
Windows 11に対応しているかどうかは、PCに標準搭載されている「PC 正常性チェック」アプリで簡単に確認できます。 タスクバーの検索欄に「PC 正常性チェック」と入力し、表示されたアプリをクリックするだけでOK。 アプリが古い場合は、自動で更新されるので安心です。
- Microsoft公式の「PC正常性チェックアプリ」をダウンロード
- アプリを起動 → 「今すぐチェック」をクリック
- 結果に「このPCはWindows 11に対応しています」と出ればOK

Microsoft公式🔗PC 正常性チェック アプリの使用方法 – Microsoft サポート
③ アップグレード前に準備しておくこと
アップグレードをスムーズに行うため、以下の準備を済ませましょう。
🔒 バックアップを取る
- 写真・文書・重要データはOneDriveやUSBメモリに保存。

🔄 Windows Updateを最新にする
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」で最新化
- 古いドライバーやアプリも更新しておくと失敗リスクが減ります。
④ Windows 11アップグレード手順【図解・所要時間付き】」
ここからは、実際のアップグレード方法を図解付きで解説します。

🖱️ ステップ1:インストールアシスタントを使う
- Microsoft公式サイトから「Windows 11 インストールアシスタント」をダウンロード
- 筆者の場合は「更新とセキュリティ」画面からインストールをしました
- 起動後「同意してインストール」をクリック


🔄 ステップ2:インストール開始 → 再起動
- インストールが始まり、数回自動で再起動します
- 所要時間は60〜90分程度。余裕のある時間に実施しましょう!
- 筆者の場合は、120分かかりました(おそらくインターネットの回線環境)



⑤ 【裏ワザ】非対応PCでもWindows 11にアップグレードする方法
「TPM2.0がない」「古いCPU」などで非対応とされるPCでも、実はアップグレード可能な方法があります。
⚠️ 注意点
- Microsoftの公式サポート対象外になる可能性あり
- 自己責任で実施する必要あり
🛠 方法概要
- Windows 11のISOファイルをダウンロード
- RufusなどのツールでインストールUSBを作成(TPMチェック回避設定を有効化)
- USBからインストールを実行
⑥ 【FAQ】失敗しないためのよくある質問
Q. Windows 11は無料でアップグレードできますか?
→ はい。Windows 10が正規ライセンスであれば無料です。
Q. アップグレード後に元に戻せますか?
→ 10日以内なら「以前のバージョンに戻す」機能で可能です。
Q. Windows 11は重い?古いPCでも動きますか?
→ 対応条件を満たしていれば快適。非対応PCは動作が不安定になる可能性あり。
Q. アップグレードが失敗する原因は?
→ ストレージ不足・古いドライバー・ウイルス対策ソフトが影響することがあります。
Q. Internet Explorerは使えますか?
→ Windows 11では非搭載。Microsoft Edgeの「IEモード」で代用可能です。
⑦ まとめ:今すぐ準備して安心の移行を
- Windows 10は2025年10月14日でサポート終了
- 対応可否チェック → バックアップ → アップグレード手順を踏めば安心
- 非対応PCも自己責任で移行可能
👉 この記事を参考に、早めのアップグレードで安全・快適なWindows 11ライフを始めましょう!
⑧ アップグレード後にやっておきたい設定【初心者向け】
Windows 11へのアップグレードが完了したら、すぐに使い始める前に快適に使うための初期設定を済ませておきましょう。 ここでは、初心者でも簡単にできるおすすめ設定を3つ紹介します。
① 表示言語を英語→日本語に変更する
アップグレード直後に英語表示になっている場合は、以下の手順で日本語に切り替えましょう。
✅ 設定手順
- 「Settings(設定)」→「Time & language(時刻と言語)」→「Language & region(言語と地域)」
- 「Windows display language」で「日本語」を選択
- 表示言語が切り替わらない場合は、再起動すると反映されます

💡 補足: 日本語が表示されない場合は「Add a language」で「Japanese」を追加してください。
② タスクバーを左寄せにする(Windows 10風に)
Windows 11では、タスクバーのアイコンが中央揃えになっています。 慣れ親しんだ左寄せに戻したい方は、以下の設定で変更できます。
✅ 設定手順
- 「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」
- 「タスクバーの配置」で「左揃え」を選択

💡 補足: この設定で、スタートボタンやアプリが左側に並び、Windows 10に近い操作感になります。
③ デスクトップ画面が勝手に変わった?元に戻す方法とおすすめ設定
Windows 11へのアップグレード後、デスクトップの壁紙やテーマが変更されてしまうことがあります。 筆者の環境でも、アップグレード直後に見慣れない背景画像に変わっていて驚きました。 ここでは、元に戻す方法と、Windows 11ならではのおすすめ背景設定をご紹介します。
✅ 元の壁紙に戻す方法(手動で設定)
- デスクトップの何もない場所で右クリック → 「個人用設定」を選択
- 「背景」→「画像」→「参照」から、以前使っていた画像を選択
- 選択後すぐに壁紙が反映されます

💡 補足: Windows 10で使っていた壁紙が保存されていない場合は、「C:\Windows\Web\Wallpaper」フォルダにある既定画像を使うのも手です。
🌅 Windows 11ならではのおすすめ背景設定
Windows 11では、日替わりで美しい風景やアート画像を表示できる機能があります。 「Windows スポットライト」や「ダイナミックテーマ」を使えば、毎日違う壁紙が楽しめます。
🔧 設定手順(Windows スポットライト)
- 「設定」→「個人用設定」→「背景」
- 「背景の種類」で「Windows スポットライト」を選択
💡 補足: 「ダイナミックテーマ」アプリを使えば、Bingの画像や自分のフォルダ内の写真をスライドショー表示することも可能です。