人気ポテトチップス「わさビーフ」が販売停止――。
一見すると関係がなさそうなニュースに、SNSでは驚きの声が広がっています。
- 「え、ポテチが止まるの?」
- 「中東情勢とわさビーフって関係あるの?」
- 「他のポテチは大丈夫?」
実際、「わさビーフ」はトレンド入りするなど大きな注目を集めています。
ではなぜ、中東情勢がポテトチップスの生産に影響を与えるのでしょうか。
この記事では、わさビーフ販売停止の理由と、カルビー・湖池屋への影響について分かりやすく解説します。
わさビーフが販売停止に

「わさビーフ」などを製造する山芳製菓は、2026年3月、工場の操業を一時停止したと発表しました。
対象となっているのは、
- わさビーフ
- しおビーフ
- 明太マヨビーフ
など複数の主力商品です。
また、直売所とオンラインショップも休止となり、再開のめどは立っていないとされています。
この発表を受けてSNSでは、
「まじか…」

「食べたくなってきたのに」
「転売とか出そう」
といった声が相次ぎ、「わさビーフ」がトレンド入りする事態となりました。
山芳製菓の公式ページはこちら👇
なぜ販売停止?原因は“じゃがいも”ではない
ポテトチップスの生産停止と聞くと、
- じゃがいも不足?
- 天候不良?
と考える人も多いかもしれません。
しかし今回の原因は、原料ではありません。
問題となっているのは、意外にも――
👉 重油(燃料)です。
中東情勢と「重油不足」の関係
今回の背景にあるのが、中東情勢の緊張と原油供給への影響です。
原油輸送の重要ルートであるホルムズ海峡の緊張により、
原油関連の供給に影響が出る可能性が指摘されています。
その影響の一つとして、山芳製菓の工場では
👉 ボイラー用の重油が確保できなくなった
とされています。
なお、中東情勢や原油価格の影響で不安が広がっているのはポテトチップスだけではありません。SNSではトイレットペーパーの品薄を心配する声も出ています。
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ポテチはどうやって作られる?意外な工程
ここが今回のニュースで最も重要なポイントです。
ポテトチップスは単純に
「じゃがいもを揚げるだけ」
と思われがちですが、実際には工場で
- 大量の油を加熱
- 安定した温度で揚げる
必要があります。

このとき使われるのが
👉 ボイラー(加熱装置)
そしてこのボイラーを動かすために、
👉 重油が使われているのです。
つまり流れとしては、
原油 → 重油 → ボイラー → 油を加熱 → ポテチ製造
このどこかが止まると、ポテトチップス自体が作れなくなるというわけです。
どのくらい影響があるのか
報道によると、山芳製菓では
👉 1週間に約3万リットルの重油を使用
しているとされています。
「家庭用お風呂 約150杯分」
- 一般的な浴槽:約200L
- 30,000 ÷ 200 = 約150杯
「1週間で約3万リットル、これは家庭用のお風呂およそ150杯分に相当します。」
この燃料が確保できない状態では、工場の稼働が難しくなり、結果として生産停止に至ったと考えられます。
カルビーや湖池屋は大丈夫?
「他のポテトチップスも止まるのでは?」と心配する人も多いですが、
現時点では状況は異なります。
カルビー
カルビーは
👉 「現時点で影響は確認されていない」
とコメントしています。
湖池屋
湖池屋については、
👉 製造過程で重油を使用していない
とされており、現時点では影響は出ていません。
つまり、
- 山芳製菓 → 重油依存あり → 影響あり
- カルビー → 現時点影響なし
- 湖池屋 → 重油未使用 → 影響なし
という違いがあります。
SNSの反応「ポテチが止まるとは…」
今回のニュースは、その意外性からSNSでも大きな話題となりました。
主な声は以下の通りです。
- 「ポテチが止まるとは思わなかった」
- 「中東情勢の影響がここまで来るのか」
- 「わさビーフ食べたくなってきた」
- 「転売されそうで怖い」
特に多かったのが、
👉 「まさかポテチに影響するとは」
という驚きの声です。
今後どうなる?再開の見通し
山芳製菓は現在、
- 燃料の確保
- 生産体制の調整
を進めており、
👉 「一日も早い操業再開を目指す」
としています。
ただし現時点では、
👉 再開の具体的な時期は未定
とされており、状況によっては長引く可能性もあります。
まとめ
今回の「わさビーフ販売停止」は、
一見すると意外ですが、
👉 原油 → 重油 → 工場 → 食品
という流れの中で起きた出来事です。
ポイントを整理すると、
- 原因はじゃがいもではなく重油不足
- 中東情勢が間接的に影響
- 他社は現時点で大きな影響なし
となります。
普段何気なく食べているポテトチップスも、
実は世界のエネルギー事情とつながっていることが分かるニュースと言えるでしょう。
今後の供給や再開の動きにも注目が集まりそうです。











