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【記入例あり】就学時健康診断票(就学前検診)の書き方ガイド|続柄・予防接種・保護者欄も解説【2025年版】


「就学時健診票の記入欄、どう書けばいいの?」と悩む保護者は少なくありません。

特に迷いやすい「続柄」「予防接種欄」「保護者欄」などの具体的な書き方も実例付きで解説します。

初めての小学校入学準備で渡されるこの書類、医師の診断ではなく、学校と保護者が子どもの健康・発達状況を共有するための重要な情報源です。

記入内容は支援や教育環境の準備に使われます。

この記事では、記入の流れ、具体的な記入例、よくあるミスの防ぎ方、母子手帳との照合ポイント、そして自治体による違いまで全てを網羅します。

健診票には「基本情報」「続柄」「健康状態」「予防接種」「保護者署名」など複数の記入欄があり、それぞれの書き方にコツがあります。


目次

就学時健康診断票とは?

就学時健診の目的

就学時健診は、入学前の子どもの健康状態や発達状況を確認するためのもの。

身長・体重・視力・聴力・内科・歯科などの基本的な健康チェックと、必要に応じて発達・言語面も確認します。

就学時の健康診断:文部科学省

健診票の役割

健診票は、医療機関→保護者→学校をつなぐ橋渡し。

事前共有により、アレルギーや既往歴に応じた給食や授業時の配慮が可能になります。

提出先とタイミング

多くは通知書と一緒に郵送され、健診当日持参または事前提出が求められます。

一部自治体は健診会場で記入する場合もあります。


記入欄の書き方と記入例

出典元:基山町

基本情報欄

  • 氏名・住所・電話番号は誤字のないように。
  • フリガナの記入忘れに注意
  • 引っ越し予定がある場合はその旨も記載
  • 念のため、検査当日には筆記用具を持っていきましょう。
出典元:基山町

続柄欄の書き方

続柄とは?

子どもから見た関係を書く項目。

例:父/母/祖母 など。

記入例と注意点

  • 子どもから見た呼称で書く
  • 「私」「保護者」などの表記は避ける
  • 離婚・祖父母監護の場合も実際の監護者を記載

💡「母子手帳の保護者欄」と統一させると混乱しにくい。

👉🔗就学時健診票の「続柄」欄の書き方

健康状態欄(既往歴・通院・アレルギー)

  • 母子手帳で確認する。
  • 記入例
    • 「3歳時に肺炎で入院(完治)」「花粉症あり」

予防接種欄の書き方

母子手帳を見ながら転記を

  • ワクチン名は正式名称で(略称NG)
  • 接種日を和暦/西暦で統一
  • 接種漏れは空欄可
  • 母子手帳で接種日、ワクチン名を照合
  • 年号間違いや略称使用に注意。

よくあるミス

  • 接種日ミス(令和⇔西暦)
  • 年の記入漏れ
  • 消えるペン使用(不可)

💡 任意接種(おたふくかぜ・インフルなど)は「受けたら記入」でOK。

発達・言語・行動面

  • 気になることがあれば率直に。
  • 記入例
    • 「指示に従うまでに時間がかかる」「発音に一部不明瞭な音あり」
  • 特になければ「特になし」。

▼▼参考記事はこちら▼▼

学校への希望欄

  • 記入例
    • 「集団行動が苦手」「大きな音が苦手で避難訓練で配慮希望」
出典元:足立区役所

なお、健診票の様式は自治体によって異なります

たとえば基山町では「健康診断事前調査票」に予防接種・病歴・アレルギー・配慮希望などを記入する形式で、母子手帳を参照するよう案内されています。

記入例が不安な場合は、通知書や自治体の公式サイトを確認しましょう。

▼▼参考記事はこちら▼▼


よくある記入ミスと注意点

母子手帳の転記ミス

接種日の日付ミス、和暦と西暦の取り違え

👉事例:令和●年、西暦は4ケタ(202●年)など

略称使用

病名は正式名称で書く。

👉事例:「インフル」より「インフルエンザ」。

「不明」や空欄対応

記載困難な場合は「不明」または「特になし」で可

修正方法

修正液不可。二重線+訂正印を使用

また、消えるボールペン(フリクションなど)は使用しないでください


詳しくはこちら👉就学時健診を欠席しても大丈夫?

自治体による違いと対応例

様式が異なる理由

自治体の教育委員会や保健課の方針で差が出ます。

違いの具体例

出典元:仙台市
  • 北区:医療機関記入欄あり
  • 仙台市:当日記入式
  • 名古屋市:学校配布方式

確認方法

不明点は通知書記載の窓口へ。持参して相談も可。

保護者欄の書き方(誰が署名すればいい?)

基本ルール

  • 子どもの監護責任を持つ保護者が署名
  • 通常は父母どちらか1名でOK

ケース別対応

  • ひとり親
    • 現在同居している保護者の署名
  • 祖父母監護
    • 続柄を明記(例:「祖母」)
  • 連名不要。認印(シャチハタ不可)で可

よくある間違い

  • 祖父母が署名する際、続柄の記入を忘れる
  • 父母両名で署名して提出(不要)
  • 印鑑欄にシャチハタ使用(不可)

💡 フルネームで書くとより丁寧な印象に。


記入が難しいときの対処法

◆既往歴があいまい

「不明」や「特になし」でOK

◆母子手帳がない

再発行または医療機関記録で代用

◆発達・言語欄で迷う

教育相談やことばの教室に相談。

◆空欄提出

後日補足可能。提出を優先。


提出後に修正したいときは?

◆間違いに気づいたら

学校または教育委員会へ連絡

◆修正ルール

二重線+訂正印。修正液は避ける。

◆再提出・電話修正も可

自治体によって対応可否は異なる。


健診票と入学後の支援のつながり

◆支援のきっかけ

医師や教員が事前配慮を行うための参考資料になります。

◆入学不可にはならない

記載内容はあくまで参考で支援検討用。

◆保護者の意思が最優先

支援学級の勧めがあっても選択は自由

▼▼参考記事はこちら▼▼


よくある質問(FAQ)

空欄提出は可能ですか?

可能。後日補足OK。

記入ミスに気づいたら?

連絡して修正。

提出期限を過ぎた場合?

早急に連絡。

母子手帳が古い場合?

医療機関確認。

他の保護者に内容は知られますか?

個人情報保護のため共有されません。

「続柄」はどう書けばいい?

子どもから見た関係(父・母・祖母など)を記入。

予防接種欄で略称でもいい?

正式名称を推奨。略称でも後日訂正可。

保護者欄は誰が書く?

実際に監護している保護者1名でOK。


まとめ|就学時健康診断票を記入しよう

就学時健康診断票は、子どもの健康・発達を正しく把握し、学校生活の支援につなげるための大切な書類です。

正確さは大事ですが、現時点の把握で十分。

続柄・予防接種・保護者欄など、迷いやすい部分も正確さより提出が大事

不安な点は空欄でもOK、後日修正・追記できます。

不明な点は、教育委員会や相談窓口を積極的に活用しましょう。

▼▼参考記事はこちら▼▼


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この記事を書いた人

アラフィフ既婚の会社員です。
10代で引きこもりから脱出。
20代で働きながら高校・大学へ。
30代でうつ病とリストラを経験。
40代で障がい者雇用で再就職と結婚。
このブログでは障がい者や一般の方にも楽しんでもらえるイベントや生活情報をお届けします!
【保有資格】
ITパスポート、日商簿記、シニアライフコンサルタント(SLC)、フードコーディネーター、フォークリフト運転技能講習など多岐にわたる。

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