「国土交通省から調査票が届いたけど、これは何?」「無視しても大丈夫?」「怪しいのでは?」
突然届くと不安になりますよね。
本記事では、国土交通省が実施する調査について、FAQ形式でわかりやすく解説します。
- なぜ調査票が届くのか
- 回答は義務なのか、無視できるのか
- 個人情報は本当に安全なのか
- 国交省の代表的な調査(OD調査など)
なぜ国土交通省の調査票が届いたの?

- 国交省の調査票は「無作為抽出」によって送られます。
- 全国から統計的に偏りが出ないように、ランダムに選ばれた世帯や事業所が対象となります。
- 全員に届くわけではなく、届いた人だけが対象です。
👉 例えば「OD調査2025(全国道路・街路交通情勢調査 自動車起終点調査)」では、全国の一部世帯にのみ調査票が送付されます。
つまり「たまたま対象に選ばれた」というだけで、特別な理由や不利益はありません。
国土交通省の調査票は回答義務がある?無視したらどうなる?

- 多くの国土交通省の調査は 任意回答 です。
- 法律上の強制力や罰則はありません。
ただし
- 調査結果は将来の道路整備や公共交通の計画など、社会インフラの基礎データになります。
- 回答しないと調査の精度が下がり、地域の利便性や公共サービスに影響する可能性があります。
👉 「義務ではないが、社会に役立つためできるだけ協力してください」というのが国交省の公式スタンスです。
国土交通省の調査票、個人情報は大丈夫?

不安に思う方が多いポイントですが、以下のように対策されています。
- 調査データは国土交通省が責任を持って管理
- 統計処理されるため、個人や住所が特定されることはない
- 名前や住所などの情報は統計作業で切り離される
- 調査票やIDにはセキュリティ対策が施されている
👉 公式に「個人が特定されることはない」と明言されているため、安心して回答して問題ありません。
国土交通省の調査にはどんな種類がある?
代表的な調査をいくつか紹介します。
OD調査

住宅・土地統計調査

OD調査(自動車起終点調査)
自家用車の出発地・到着地を記録し、人やモノの流れを把握する調査。5年ごとに実施され、2025年が次回。
全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)
道路の混雑状況や交通量を調べ、道路整備計画に活用される。
公式サイト👉全国道路・街路交通情勢調査 | 政府統計の総合窓口
住宅・土地統計調査(総務省と連携)
住宅や土地利用の実態を把握する調査。都市計画や住宅政策に反映される。
公式サイト👉統計局ホームページ/令和5年住宅・土地統計調査
👉 いずれも「日本の交通・まちづくりに欠かせない基礎データ」を得るためのものです。
まとめ
- 国土交通省の調査票は、無作為に選ばれた一部の世帯・事業所に届く
- 回答は任意だが、将来の社会インフラに役立つためできるだけ協力したい
- 個人情報は統計的に処理され、安全に管理される
- 調査には「OD調査」「道路交通センサス」などがあり、政策やまちづくりに活かされている
👉 詳細は国土交通省の公式サイト で確認できます。
👇 OD調査2025について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください
🔗OD調査2025とは?国土交通省が実施する調査の対象者・回答方法・項目をわかりやすく解説
