会社員として働きながら副業をしている方や、複数の仕事を掛け持ちしている方は、
「副業の売上は書くの?」
「給与も含める?」
「2つある場合はどうなる?」
と迷いやすいポイントです。
この記事では、経済センサスでの「副業の扱い」について、実務ベースで迷わないように解説します。
結論|副業は「事業として扱っている分だけ記入」

まず結論です。
👉 給与は対象外、副業(事業として行っている分)のみ記入します
さらに重要👇
👉 確定申告で「事業所得」として扱っている範囲=そのまま記入
経済センサス<活動調査>公式ページはこちら👇
https://www.e-census2026.go.jp/
※回答には
👉 政府統計オンライン調査システム(e-Stat) を利用します
https://www.e-survey.go.jp/
▼ なぜ給与は書かないのか?
「自分の収入なのに、なぜ書かないの?」と疑問に思う方も多いです。
👉 給与は勤務先の会社がすでに報告しているためです
- あなたの給料 → 会社の「人件費」
- 会社側で経済センサスに反映される
👉 二重計上を防ぐため、個人では記入しません
▼ 判断基準(迷ったらここ)
👉 「税務上どう扱っているか」で判断する
| 区分 | 記入対象 |
|---|---|
| 給与所得 | ❌ 対象外 |
| 事業所得 | ⭕ 記入する |
| 雑所得 | △ ケースによる |
■ 雑所得の正しい考え方(重要)
基本ルール👇
👉 確定申告で事業所得としていないものは対象外と考えてOK
ただし例外があります👇
👉 実態として「継続的に事業として行っている場合」は対象になるケースあり
例:
- Uber Eatsを継続的に行っている
- フリマ・物販を定期的に行っている
👉 このような場合は、雑所得でも“事業としての実態があれば記入してOK”
副業パターン別|5つのケースで解説
副業がある場合は、「事業として扱っているか」と「管理方法」で判断します。

✔ パターン①:本業なし(フリーランスのみ)
👉 すべて対象(そのまま記入)
✔ パターン②:会社員+副業1つ(事業)
👉 給与は書かない
👉 副業の売上のみ記入
✔ パターン③:会社員+副業2つ(同一事業)
例:
- ライター
- ブログ収益(同じ管理)
👉 合算してOK
✔ パターン④:会社員+副業2つ(別事業)
例:
- Web制作
- ネットショップ
■ 実務ベースの考え方(ここ重要)

👉 自宅で両方やっている場合は、基本「1つの事業」として合算でOK
👉 事務所が別にある場合
→ その場所ごとに調査対象になるため
👉 別の調査票が届いた場合のみ分けて回答
✔ まとめ
- 自宅で複数副業 → まとめてOK
- 場所が分かれている → 届いた調査票ごと
👉 無理に分ける必要はありません
✔ パターン⑤:会社員+副業(事業+雑所得)
👉 基本👇
- 事業所得 → 記入
- 雑所得 → 原則対象外
👉 ただし👇
👉 「継続して行っている仕事かどうか」で判断すればOK
■ もう一段わかりやすく(補足付き)
例:
・毎月Uber配達をしている
・継続してライター案件を受けている
・定期的にネット販売している
👉 こうした場合は、税務上が雑所得でも「事業」として扱ってOK
👉 一時的・単発だけなら対象外の可能性あり
例:
・1回だけの単発バイト
・不用品を一度売っただけ
▼ 青色申告・白色申告の違いは関係ある?
👉 関係ありません
👉 青色でも白色でも「事業かどうか」で判断します
▼ 売上の書き方(副業)
👉 確定申告の売上をそのまま使えばOK
▼ 費用(経費)の考え方
👉 申告ベースでOK
- 通信費
- 外注費
- 消耗品費など
■ 家事按分の扱い(ここ大事)
副業会社員が迷うポイントです👇
👉 家賃・電気代・通信費などの按分もそのまま使ってOK
例:
- 自宅家賃(30%を経費)
- スマホ代(50%を経費)
👉 確定申告で使った金額=そのまま記入
⚠ よくあるミス
■ 給与を含めてしまう
👉 NG(会社側で計上済)
■ 雑所得をすべて除外してしまう
👉 継続的な事業なら対象になる場合あり
■ 副業を無理に分ける
👉 届いた調査票単位でOK
▼ 基準日「6月1日」と副業の関係
副業でもルールは同じです。

■ 6月1日で判断
- 事業の有無
- 従業者数
■ 前年実績で記入
- 売上
- 費用
👉 副業でもこの区分は変わりません
まとめ|副業は「事業ベース」で考える
- 給与 → 書かない
- 事業 → 書く
- 雑所得 → 実態で判断
- 迷ったら → 申告ベース
👉 「税務+実態」で考えれば迷いません
▼ あわせて読みたい
→ 経済センサスの書き方(基本)

→ 記入例(ダミー数値あり)

→ 複数事業の場合の書き方

→従業員やアシスタントがいる場合









