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声優・西本りみさんも…なぜバセドウ病を公表する女性が増えているのか?

近年、女性に多く見られる甲状腺の自己免疫疾患「バセドウ病」を公表しつつ、声優として活躍する女性たちが増えています。

体調の波や外見の変化に苦しみながらも、勇気を持って自らの病気をオープンにし、ファンや同じ病気の方々を励ます姿が注目されています。

今回は、その中でも特に話題を集める声優を中心に、バセドウ病の特徴や声優業への影響、さらには病と闘う彼女たちのメッセージを詳しく解説していきます。

目次

バセドウ病とは?声優が病気を公表する理由

出典元:日本赤十字病院

バセドウ病は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌する「甲状腺機能亢進症」の一種で、動悸、発汗過多、倦怠感、体重減少、眼球突出など多様な症状が現れます。

これらは声優にとって生命線ともいえる「声」や体力に深刻な影響を与え、発声の持続やライブパフォーマンス、収録スケジュールにも大きな支障をきたします。

そのため、声優本人がバセドウ病を公表することは、体調への配慮や理解を求める意味合いだけでなく、ファンと病気のリアルな現状を共有し、同じ病気と闘う人々への励ましとなる重要な行動です。

また、芸能界における病気への偏見や誤解を減らす効果も期待されています。

バセドウ病を公表した女性声優・西本りみさん|プロフィールと闘病の軌跡

西本りみさんのプロフィール

本人 X(旧Twitter)

西本りみ(にしもと りみ)は1994年10月25日生まれ、兵庫県出身の実力派女性声優であり女優です。

所属事務所は響(ひびき)。2015年に声優デビュー後、アニメ、舞台、音楽活動まで幅広く活躍しています。

彼女の特技は多彩で、作詞や動画編集、企画構成演出に加え、ベース、二胡、サックス、ユーフォニウム、ギター、ピアノ、ドラムなど多様な楽器を演奏可能。

趣味にはトンファー(棒術)、ゲーム実況、パソコン操作なども含まれ、マルチクリエイターとしても知られています。

声優としては、人気メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』で牛込りみ役を務めるほか、リアルライブではベーシストとしてもステージに立ち、高く評価されています。

また、『アサルトリリィ BOUQUET』の二川二水役としても注目を集めています。

バセドウ病公表の経緯と現在の活動

本人 X(旧Twitter)

2023年11月、西本りみさんは所属事務所の公式SNSを通じてバセドウ病を公表しました。

この病気は10年前にも一度治療を受けていたものの再発した形であり、体調に波がある中での活動は大きな挑戦となっています。

2025年4月には舞台『アサルトリリィ・シュツルム〜サングリーズル編〜』の出演を体調不良のため降板しましたが、その後も声優業や配信番組出演を続け、ファンとの交流を何より大切にしています。

彼女の「絶対に元気に戻ってくる」という決意はSNSを通じて大きな励ましとなり、多くのファンから温かい応援が寄せられています。

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他にバセドウ病を公表した女性芸能人・声優の例

声優で公表例はまだ少数ですが、バセドウ病と闘いながら芸能活動を続ける女性は他にも存在します。

  • 広末涼子さん(女優)
    2025年5月に甲状腺機能亢進症(バセドウ病の代表例)と双極性感情障害を公表。病気治療に専念するため、活動を一時休止しました。彼女の告白は、多くのファンや業界関係者に病気の理解を促すきっかけとなりました。
  • 霧華さん(女優・モデル)
    10代でバセドウ病を発症。眼球突出や体調変動と闘いながら女優やモデルとして活動中。公表を通じて闘病の現実を共有し、支持を集めています。

声優界では西本りみさんが代表的ですが、これらの公表が病気への偏見を和らげ、正しい医療知識の普及に繋がることが期待されています。

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バセドウ病の主な症状と声優への影響

バセドウ病は自律神経の乱れやホルモンバランスの異常が原因で、多くの症状が声優業に直結します。

  • 声のかすれや変化
    発声を支える筋肉や神経に影響し、声質が変わったり疲れやすくなったりすることがあります。これは長時間の収録やライブパフォーマンスに深刻な支障をもたらします。
  • 体力低下・倦怠感
    持続的な疲労感により、無理なスケジュールや長時間労働が困難になります。
  • 眼球突出
    見た目の変化から精神的な負担も大きく、ファンとの接し方にも影響することがあります。

こうした症状を踏まえ、声優本人が病気を正直に公表し、周囲の理解と協力を求めることが現場での調整やファンとの信頼構築に不可欠です。

バセドウ病と闘う女性声優たちのメッセージ

バセドウ病を公表した声優たちは「病気だからといって未来を諦めない」という強い姿勢を示しています。

西本りみさんは公式SNSで「必ず元気に戻る」と意思表明し、多くのファンや業界人から暖かい応援を受けています。この姿勢は、同じ病と闘う人々にとって大きな励みです。

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バセドウ病の治療と声優活動継続のポイント

バセドウ病は治療により症状をコントロール可能ですが、完治は難しい場合も。声優など声を使う職業では、特に以下の点を留意しながら活動継続を図ります。

  • 定期的な医師の診察と治療の継続
  • 声帯ケアや体調管理の徹底
  • 無理をせず十分な休養を取ること
  • 病状や活動状況をファンと適切に共有し理解を促す

これらの対策を通じ、病気と向き合いながら声優活動を続ける姿が社会的な励みとなっています。

まとめ|バセドウ病を公表する勇気が広げる理解と希望

まだバセドウ病を公表している女性声優は限られていますが、西本りみさんをはじめとする彼女たちの勇気ある告白は、同じ病気の方やファンに安心感と希望をもたらしています。

病気への理解は深まりつつあり、芸能界の新たな健康観やサポート体制の形成にも寄与しています。

今後も声優たちの健康と活躍に目を向け、温かく応援していきましょう。

本記事が、バセドウ病と闘う女性声優たちの現状への理解を深める一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

アラフィフ既婚の会社員です。
10代で引きこもりから脱出。
20代で働きながら高校・大学へ。
30代でうつ病とリストラを経験。
40代で障がい者雇用で再就職と結婚。
このブログでは障がい者や一般の方にも楽しんでもらえるイベントや生活情報をお届けします!
【保有資格】
ITパスポート、日商簿記、シニアライフコンサルタント(SLC)、フードコーディネーター、フォークリフト運転技能講習など多岐にわたる。

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