障がい者手帳はスマホで使える?結論:使えます(条件あり)
障がい者手帳は2025年現在、スマホで「使える」時代になりました。
ただし、紙の手帳と完全に同じようには使えない場面もあるため、最新の対応状況を正しく知っておくことが大切です。
紙の手帳の代わりになるの?

結論から言えば、紙の手帳の「完全な代替」にはなりません。
多くの交通機関や施設でスマホ提示が認められていますが、まだ一部では紙の手帳が必要な場合もあります。
特に、ICカード(Suica・PASMO・ICOCA等)と連携して自動改札で割引を受ける仕組みは未対応のため、「ミライロID+有人窓口」の利用が主流です。
認められている「デジタル手帳」はミライロIDのみ
現在、公式に認められているデジタル障がい者手帳アプリは「ミライロID」だけです。
ミライロIDは、障がい者手帳の情報をスマホアプリに登録し、窓口で提示することで本人確認や割引適用が受けられる仕組みです。

- ダウンロードリンク
- 公式サイトはこちら👉ミライロID – 障害者手帳アプリ
交通機関・公共施設での使用実績が拡大中
ミライロIDの導入は全国で急速に拡大しています。
鉄道・バス・航空会社・美術館・動物園など約4,000の事業者で利用可能となっています。
今後も対応施設は増加傾向にあります。
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ミライロIDとは?障がい者手帳をスマホで表示できる無料アプリ
ミライロIDは、障がい者手帳をスマホで管理・提示できる日本初の公式アプリです。
紙の手帳を持ち歩く負担を減らし、外出や手続きが格段にスムーズになります。
使い方・登録方法(対応手帳の種類:身体・療育・精神)
- アプリをダウンロードし、障がい者手帳(身体・療育・精神いずれも可)を撮影・登録
- 必要事項を入力し、本人確認が完了すれば利用開始
- 1つのアカウントに複数の手帳登録も可能
簡単登録👉ミライロIDの簡単登録はこちら
スマホで提示する方法と注意点
- 施設や窓口で「ミライロID」アプリを起動し、画面を提示
- 一部の施設では、紙の手帳の提示を求められる場合あり
- スマホの充電切れや故障時は、紙の手帳を持参しておくと安心


よくある質問(「更新は?」「機種変更は?」など)
- 更新:手帳内容が変わった場合は再登録が必要
- 機種変更:新端末でアカウントに再ログインし、データを引き継ぎ
- 子どもの手帳も保護者アカウントで管理可能
モバイルSuica・PASMO・ICOCA × 障がい者割引の対応状況【2025】
📱 障がい者割引 × ICカード対応状況(2025年)
ICカード | 割引対象 | モバイル対応 | ミライロID併用(窓口利用) |
---|---|---|---|
Suica | 定期券のみ | ❌ 対応なし | ✅ 窓口で可 |
PASMO | 定期券のみ | ❌ 対応なし | ✅ 一部窓口で可 |
ICOCA | 定期券のみ | ❌ 対応なし | ✅ 窓口で可 |
SUGOCA 他 | 定期券のみ | ❌ 対応なし | ✅ 窓口で可 |
Suica(JR東日本)
- 障がい者割引は「割引定期券」のみ対応
- モバイルSuica単体では障がい者割引不可
- ミライロID提示で窓口発行の割引乗車券・定期券は購入可能
PASMO(東京メトロ・私鉄)
- 一部定期券で障がい者割引が可能
- モバイルPASMO単体では割引不可
- ミライロID提示で都営・東京メトロなど一部窓口で割引発行可
ICOCA(JR西日本)
- ICOCA単体での障がい者割引は不可
- 割引定期券のみ対応
- ミライロID提示で有人窓口にて割引きっぷ購入可
その他ICカード(SUGOCA/nimoca/TOICAなど)
- 基本的にモバイル単体での障がい者割引は不可
- 窓口でミライロID提示により割引きっぷ購入は可能
障がい者割引 × スマホでの使い方|よくあるパターン別に解説

定期券購入時(スマホでミライロID提示→割引定期発行)
- 駅の窓口でミライロIDを提示し、障がい者割引定期券を発行してもらう流れが主流です。
乗車券を買うとき(駅員窓口で提示→割引購入)
- 乗車券や特急券購入時も、窓口でミライロIDを提示して割引を受けられます。
バス・私鉄などでICカードが使えるケース/使えないケース
- 一部のバス・私鉄では、ICカードと障がい者割引の併用が可能な場合あり
- ただし、ICカードとミライロIDを「連携」して自動改札で割引を受ける仕組みは未対応
ミライロIDとICカードを連携するわけではない(誤解されがち)
- ミライロIDはICカードと「連携」して自動的に割引を受けるものではなく、窓口での本人確認・割引適用のためのツールです。
公式サイトはこちら👉ミライロID – 障害者手帳アプリ
ミライロIDが使える交通機関・施設 一覧【全国対応まとめ】

鉄道会社(東京メトロ・大阪メトロ・近鉄など)
- 全国の主要鉄道会社で導入が進み、駅窓口での提示が可能
航空会社(JAL/ANA/LCC)
- JAL、ANA、LCC各社で障がい者割引運賃の申込時にミライロIDが利用可能
フェリー/レンタカー会社/美術館/動物園など
- フェリー、レンタカー、美術館、動物園など、全国約4,000の事業者で利用拡大中
※公式の最新対応機関一覧はミライロID公式サイトや各交通機関の案内ページでご確認ください。
さらに便利に👉マイナポータルとの連携
よくある質問と注意点(FAQ)
まとめ|障がい者手帳のスマホ化で外出がもっとスムーズに!

障がい者手帳のスマホ提示は、2025年現在「ミライロID」で大きく進化しています。
ICカード連携による自動割引はまだ未対応ですが、スマホでの提示+有人窓口で割引が受けられる場面は急増中です。
- スマホで手帳を管理できることで、外出や旅行、通勤がより快適に
- ただし、完全なペーパーレス化にはもう少し時間がかかりそう
- 最新の対応状況はミライロID公式サイトや交通機関の案内で要確認
今後もミライロIDの普及と、ICカード連携の実現に期待しましょう!
この記事が「障がい者手帳のスマホ活用」に悩む方の一助となれば幸いです。最新情報は公式サイトでご確認を!
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