心理カウンセラーとして35年以上の実績を誇る神田裕子さん。
発達障がいやカサンドラ症候群の専門家として知られる一方、近年では炎上書籍『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』でも話題になりました。
この記事では、神田裕子さんの半生や年収などの観点から「困った人」を見ていきたいと思います。
『職場の「困った人」』が物議──話題性と批判の狭間で
2024年に三笠書房から発売される予定の『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』。
人間関係に悩む人に向けた心理学的アプローチが話題となる一方、「発達障害を揶揄しているのでは?」という批判が噴出。

炎上の主な理由
表紙イラストが「発達障がいのある人を描いているように見える」と指摘
差別的」「スティグマを助長する」と受け取られた
タイトルが「出版差し止め」を要望
当事者団体が「
これに対し、神田さんは「すべての職場人間関係に悩む方への本であり、障がい者差別ではない」と反論!
🗣 現在もSNS上では賛否が分かれている。
著者 神田裕子氏の見解
神田裕子著『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』について | 三笠書房
問題のイラストはこちら

神田裕子の年収はいくら?

直接的な年収は公開されていません。
おおまかなの活動から推定800万円〜2,000万円超と推定しています。
収入源① カウンセリング・講演料
- カウンセリング(1回5,000~20,000円)
- 年間300件で約300〜600万円
- 講演(1回10〜50万円)
- 年間20〜50回で200〜1,000万円超
収入源② 書籍印税

著書『パートナーが発達障害かも?』などベストセラー多数
印税は1冊あたり10〜50円。売上によっては年収100万円以上
収入源③ その他の収入
- 過去には心理スクール「ナチュラルハート」を経営
- HBC放送、UHB放送ではそれぞれ数年間コメンテーターを務めた
- 現在は2024年4月から都内の女子大の寮母をしている模様(ただし多忙のため退職予定)
- メディア出演、YouTubeでも活動中
📌 炎上の影響で今後は収入が変動する可能性もありそうです。
35年のキャリアと“学び直し”の人生

神田裕子さんのキャリアは、華やかでありながらも挑戦の連続でした。
■ 女優志望から心理の道へ

- 北海道・札幌市出身
- 藤女子大学中退 → 演劇活動を経て、カウンセラーに転身
- 20代後半に心理の道を志し、独立・開業
■ 学び直しと育児の両立

- 42歳で第一子を出産
- 子育てをしながら再び学問に挑戦
- 上智大学グリーフケア研究所
- ルーテル学院大学 臨床心理学コース(成績優秀賞)
- 立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 修了
🎓 50代で大学・大学院に再進学した姿は、多くの人に希望を与えているようです。

なぜ女性たちは彼女に共感するのか?

神田さんの生き方には、多くの女性が共感できる要素が見受けられます。
- 高齢出産
- 再学習・大学院進学
- 事実婚
- ワーキングマザーとしての試行錯誤
また、演劇で鍛えた「伝える力」が講演でも人気の理由でもあります。
共感力とロジックのバランスが絶妙で、「話を聴くだけで癒される」という声も多数寄せられています。
- 神田 裕子(@yuukokanda) • Instagram写真と動画
- プロフィール | カウンセリングを札幌と東京またはオンラインで受けたい人は、オフィスレアリーゼ(神田裕子)
- 神田裕子 – media2~メディア通
- 例の本の私バージョンをAIと作ってみました。|はぐP
- 三笠書房の「年収・給与制度」 OpenWork
まとめ|批判も受け止め、前へ進む力
炎上をきっかけに批判にさらされた神田裕子さん。
しかし彼女の歩みは、批判を恐れずに発信し、行動してきた軌跡でもあります。
- 「困った人」とどう向き合うか
- 年齢に関係なく学び直すことの意義
- 言葉の選び方とその影響
──そのすべてが、現代を生きる私たちにヒントをくれるはずです。
はたして炎上商法なのか、それともお詫びの文面は演技なのか・・・。
判断するのはヒトそれぞれなのかもしれません。
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