中学校で配布される進路希望調査票を前に、「保護者欄には何を書けばいいの?」「どこまで詳しく書けばいい?」と悩む保護者の方は少なくありません。
結論から言うと、保護者欄には子どもの進路希望を尊重していることや、家庭としての考え・サポート方針を簡潔に伝えることが大切です。
学校は保護者欄の内容をもとに、家庭の考えや進路への意向を把握し、三者面談や進路指導の参考にしています。合否を左右するものではないため、難しく考えすぎる必要はありません。
この記事では、進路希望調査の保護者欄に書く内容やポイント、そのまま参考にできる記入例をケース別に紹介します。

進路希望調査の保護者欄とは?

進路希望調査は、生徒の進路希望を学校が把握し、今後の進路指導や三者面談に役立てるための調査票です。
保護者欄では、家庭としての考えやサポート方針を学校へ伝えます。なお、記載内容が受験の合否に影響することはなく、進路指導の参考資料として活用されます。
進路希望調査とはこちらの記事で解説しています。
進路希望調査「本人欄」と「保護者欄」の違い
「本人欄には何を書くの?」「保護者欄と同じ内容でいい?」と迷う方もいるでしょう。
それぞれの役割は次のように異なります。
| 本人欄 | 保護者欄 |
|---|---|
| 本人の進路希望を書く | 家庭の考えを書く |
| 将来の目標を書く | サポート方針を書く |
本人欄と保護者欄は同じ内容を書く必要はありません。それぞれの立場から記入することが大切です。
本人欄の詳しい書き方は、こちらの記事で解説しています。
保護者欄を書くときの3つのポイント

1. 子どもの意思を尊重する姿勢を書く
保護者の希望だけを書くのではなく、本人の意思を尊重しながら家庭で話し合っていることが伝わる内容にしましょう。
2. 簡潔で読みやすくまとめる
保護者欄は数行程度しかないことがほとんどです。
長文よりも、要点を簡潔にまとめた方が学校側にも伝わりやすくなります。
3. 不安や相談したいことがあれば記入する
進路選択や学力面などで相談したいことがあれば、一言添えておくと三者面談でも話しやすくなります。
こんな内容を書けば十分です
保護者欄にはこの3点を書けば十分です
保護者欄は難しく考える必要はありません。次の3つが書かれていれば、学校へ家庭の考えを十分に伝えられます。
- 本人の希望を尊重していること
- 家庭でも進路について話し合っていること
- 必要に応じて学校へ相談したいこと
この3点を意識すれば、数行の記入でも問題ありません。
保護者欄を書くときの基本テンプレート
本人の希望を尊重しています。
↓
家庭でも話し合っています。
↓
必要に応じて学校へ相談したいです。
本人の希望を尊重しながら、
家庭でも話し合っています。
今後も学校と相談しながら進路を決めたいと考えています。
【ケース別】進路希望調査の保護者欄の例文15選
例文①:第一志望が決まっている場合
【記入例】
「本人の目標を応援しており、第一志望校への進学に向けて家庭でも話し合いを進めています。今後も学校と連携しながら進路を決めていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文②:まだ進路が決まっていない場合
【記入例】
「進路について家庭でも話し合いを続けています。学校でのご指導も参考にしながら、本人に合った進路を決めていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文③:公立高校を第一志望にしている場合
【記入例】
「公立高校への進学を希望しており、家庭でも学習面を支えながら目標達成に向けて応援しています。引き続きご指導をお願いいたします。」
ワンポイント
例文④:私立高校も視野に入れている場合
【記入例】
「本人の希望や学習状況を踏まえ、公立・私立の両方を視野に入れて検討しています。今後もご相談させていただければ幸いです。」
ワンポイント
例文⑤:進学先を迷っている場合
【記入例】
「将来の目標や本人の適性を踏まえながら、家庭でも進路について話し合いを重ねています。今後もご助言をいただけますと幸いです。」
ワンポイント
例文⑥ :部活動を続けられる高校を希望している場合
【記入例】
「本人は部活動と学業を両立できる高校への進学を希望しています。家庭でも希望を尊重しながら、学校生活を充実させられる進路を一緒に考えています。」
ワンポイント
例文⑦ :推薦入試を考えている場合
【記入例】
「推薦入試も視野に入れながら、本人の希望や適性に合った進路を検討しています。学校とも相談しながら準備を進めていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文⑧ :通信制高校を検討している場合
【記入例】
「本人の希望や現在の状況を踏まえ、通信制高校への進学も選択肢の一つとして検討しています。今後も学校と相談しながら進路を決めていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文⑨ :定時制高校を検討している場合
【記入例】
「本人の生活スタイルや将来の希望を踏まえ、定時制高校も含めて進路を検討しています。家庭でも十分に話し合いを進めています。」
ワンポイント
例文⑩ :将来の夢がまだ決まっていない場合
【記入例】
「将来の進路について本人も模索している段階です。高校生活を通して目標を見つけられるよう、家庭でも支えていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文⑪ :学校に相談しながら決めたい場合
【記入例】
「本人の希望を尊重しながら、学校でのご助言も参考にし、納得できる進路を決めていきたいと考えています。」
ワンポイント
例文⑫ :経済面も考慮している場合
【記入例】
「本人の希望を第一に考えていますが、家庭の状況も踏まえながら無理のない進路を検討しています。必要に応じてご相談させていただければ幸いです。」
ワンポイント
例文⑬ :家から通いやすい高校を希望している場合
【記入例】
「本人の希望を尊重しながら、通学時間や学校生活も考慮して進学先を検討しています。家庭でも十分に話し合いを進めています。」
ワンポイント
例文⑭ :学校への感謝を伝えたい場合
【記入例】
「日頃より丁寧なご指導ありがとうございます。家庭でも進路について話し合いを進めております。今後ともよろしくお願いいたします。」
ワンポイント
例文⑮ :複数の志望校で迷っている場合
【記入例】
「複数の志望校を比較しながら、本人にとって最適な進路を検討しています。今後も学校でのご指導を参考にしながら決定したいと考えています。」
ワンポイント
保護者欄で避けたい4つのNG書き方

次のような内容は避けるのが無難です。
- 保護者の希望だけを一方的に書く
- 学校や先生への不満を書く
- 「特になし」だけで終わらせる
- 長文になりすぎる
保護者欄は、学校との連携を円滑にするための記入欄です。読みやすく、前向きな内容を心掛けましょう。
よくある質問(FAQ)
保護者欄は空欄でも大丈夫?
記入欄がある場合は、できるだけ一言でも記入することをおすすめします。
保護者の希望と子どもの希望が違う場合は?
本人の意思を尊重しながら家庭で話し合っていることを書けば問題ありません。
保護者欄は何文字くらい書けばいい?
100文字以内、3〜5行程度が目安です。
記入を間違えたら修正テープを使ってもいい?
学校から特別な指示がなければ修正テープや修正ペンが使える場合もありますが、二重線で訂正するよう求める学校もあります。配布された案内を確認し、不明な場合は学校へ問い合わせましょう。
保護者の名前は直筆で書く?ハンコは必要?
多くの学校では保護者氏名を手書きで記入します。押印の有無は学校によって異なるため、調査票や案内文を確認してください。
保護者欄は鉛筆で書いてもいい?
基本的には黒のボールペンまたは黒インクのペンで記入するのが一般的です。学校から指定がある場合は、その指示に従いましょう。
保護者欄には志望校名を書いた方がいい?
調査票に志望校名を書く欄がある場合は、その指示に従います。保護者欄では、家庭としての考えやサポート方針を書くことが中心です。
例文をそのまま書いてもいい?
例文は参考として活用し、ご家庭の状況に合わせて表現を調整することをおすすめします。
まとめ
進路希望調査の保護者欄では、難しいことを書く必要はありません。
ポイントは次の3つです。
- 本人の希望を尊重していることを伝える
- 家庭で話し合っていることを書く
- 必要に応じて学校へ相談したい内容を添える
学校は保護者欄を通して家庭の考えを把握し、三者面談や進路指導に役立てています。この記事で紹介した記入例を参考に、ご家庭の状況に合わせた内容で安心して記入してください。
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