経済センサス(活動調査)の記入で、特に迷いやすいのが「売上高」と「費用」です。
- 税込で書く?税抜で書く?
- 単位は円?万円?
- 売上原価や経費はどう書く?
結論からいうと、
👉 売上高は「税込」+「万円単位」で記入するのが基本です。
さらに、費用も同じ基準で揃えるのが重要です。
経済センサスの売上高は「税込」が原則
👉 消費税を含めた金額(税込)で記入するのが基本です。
例
- 売上 110万円(税込)
👉 110万円として記入
👉【最重要】単位は「万円」
ここを間違えると一発でズレます。
👉 記入欄は「円」ではなく「万円」単位

記入例
- 110万円 → 110
- 176万5,000円 → 177
✔ 四捨五入の具体例(ここで迷う人が多い)
👉 5,000円以上は切り上げ、未満は切り捨て
- 176万4,000円 → 176(切り捨て)
- 176万5,000円 → 177(切り上げ)
👉 「5,000円が境目」と覚えればOK
税込・税抜の選択欄がある場合
👉 税込/税抜の選択欄(例:項目9)あり
- 税込で書く → 税込にチェック
- 税抜で書く → 税抜にチェック
👉 記入方法と必ず一致させること
👉 原則は税込で記入しますが、保険業など非課税売上が中心の業種はそのままでOKです
保険業(生命保険・損害保険の手数料など)は、
消費税が非課税の取引が多い業種です。
そのため、
👉 税込・税抜の違いを意識せず、実際の収入金額をそのまま記入すればOKです
※もともと消費税がかかっていないため
👉 なお、
- 保険代理店手数料
- 金融系の一部収入
なども同様に非課税扱いとなることが多く、
税込・税抜の調整は不要です
記入欄の見方(個人事業主)
- 個人経営
- 個人経営以外
👉 個人事業主は「個人経営」の列に記入すればOK
売上(収入)金額の考え方
👉 売上=本業で得た収入

含めるもの
- 商品・サービスの売上
- 営業収益
含めないもの
- 給付金・補助金
- 土地・建物など資産売却
👉 “事業で稼いだお金だけ”が対象
費用総額の書き方(ここ重要)
👉 売上原価+販売費及び一般管理費(販管費)
✔ 重要:費用も「税込」で揃える
👉 売上を税込で書く場合は、経費も税込で記入します
- 売上:税込
- 経費:税込
👉 基準を揃えるのがポイント
ざっくり内訳

① 売上原価
- 仕入れ
- 外注費
- 製造コスト
② 販売費・一般管理費
- 家賃
- 通信費
- 広告費
- 事務費
👉 普段の経費はほぼここ
主な費用項目(実務で迷うところ)
給与総額
👉 従業員・家族への給与を含む
💡 専従者給与もここに含めます(重要)
従業員がいる場合の書き方

福利厚生費
👉 社会保険など
動産・不動産賃借料
👉 家賃・リース料
減価償却費
👉 パソコン・設備など
租税公課
👉 固定資産税・事業税など
※所得税・住民税は含めない
相手先別収入割合の書き方
👉 売上の内訳(誰からの収入か)を%で記入

書き方
- 一般消費者(BtoC)
- 企業(BtoB)
👉 合計100%にする
例
- 個人向け → 90:10
- 法人中心 → 20:80
👉 ざっくりでOK
よくあるミス
単位ミス(円で書く)
👉 1万倍ズレる最悪パターン
税抜で書く
👉 課税事業者に多い
売上と利益を混同
👉 売上=経費引く前
給付金を含める
👉 売上ではない
よくある疑問
Q. ざっくりでもいい?
👉 OK(概算で問題なし)
Q. 確定申告と違っていい?
👉 問題なし
👉 確定申告の数字をそのまま書くのはNGです
経済センサスでは、
- 万円単位
- 四捨五入(5,000円が境目)
- 原則税込
といったルールがあるため、
👉 確定申告の数字をそのままではなく「変換してから」記入します
まとめ|売上は「税込・万円単位」で!
- 売上は税込で記入
- 単位は万円(最重要)
- 経費も税込で揃える
- 専従者給与は給与総額に含める
👉 結論:税込+万円単位でシンプルに書けばOK
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