パニック障害を公表する芸能人は、ここ数年で確実に増えています。
SNS や YouTube で本人が直接語る機会が増えたことで、症状のリアル、治療と仕事の両立、そして「無理をしない」という考え方が社会に広がりつつあります。
この記事では、医師の診断を公表した芸能人だけをまとめ、
本人の語ったエピソードに基づいて「症状・きっかけ・現在の状況」を整理しています。
パニック障害を公表した芸能人一覧
▼ ゆってぃさん(ピン芸人)

プロフィール:「ちっちゃいことは気にするな」で知られるお笑い芸人。
明るいキャラで知られる一方、収録中に「壁が迫ってくるような感覚」「息苦しさ」「動悸」に襲われ、専門医を受診。
医師の診断でパニック障害と判明したことを本人の言葉で公表しました。
現在は治療を続けながら、無理のない働き方を模索しています。
▼ 石川あんなさん(グラビアアイドル)

プロフィール:グラビア・タレントとして活動。ゆってぃさんの妻。
歯科治療の場面などで強い不安や発作が起き、専門医の診断を受けたことを公表。
夫婦で互いを支えながら療養を続けています。
その他のパニック障害公表芸能人(50音順)
以下は、本人が “医師の診断” を明確に示している 芸能人です。
IKKOさん(美容家・タレント)

プロフィール:美容家として幅広く活躍。
仕事中や移動中に異変を感じ、専門医の診断を受けたことを公表。
堂本剛さん(KinKi Kids)

プロフィール:シンガーソングライター・俳優。
ライブや収録現場での発作をきっかけに療養を経て復帰。
星野源さん(シンガーソングライター・俳優)

プロフィール:「恋」など多数のヒット曲を持つアーティスト。
幼少期の体験が発症のきっかけとなり、治療を受けながら活動を継続。
武尊さん(K-1ファイター)
プロフィール:K-1世界王者。
競技の緊張や負荷から発症し、専門医の診断のもと治療と競技を両立。
大場久美子さん(女優)

プロフィール:1970年代から活動するベテラン女優。
長年の予期不安や移動恐怖に悩まされ、治療を継続し講演活動も実施。
円広志さん(シンガーソングライター)

プロフィール:「夢想花」で知られるミュージシャン。
電車移動中の発作をきっかけに診断を受け、啓発活動にも参加。
釈由美子さん(女優・タレント)

プロフィール:映画・ドラマで幅広く活動。
多忙な生活で症状が悪化し、医師の診断と療養について公表。
中川家 剛さん(お笑い芸人)

プロフィール:漫才コンビ「中川家」のボケ担当。
公共交通機関や仕事中の異変をきっかけに診断を受けた。
岩橋玄樹さん(元 King & Prince)

プロフィール:元・人気グループのメンバー。
活動休止を選び、治療に専念する姿勢を示した。
松島聡さん(Sexy Zone)

プロフィール:アイドルグループ Sexy Zone のメンバー。
体調不良の背景にパニック障害があると説明し、療養後に復帰。
TAKAさん(ONE OK ROCK)

プロフィール:世界的ロックバンドのボーカル。
精神的負荷による症状を受け、診断のもと療養。
丸岡いずみさん(アナウンサー)

プロフィール:元日テレ報道キャスター。
激務で体調を崩し、診断後に治療。「無理をしない」大切さを発信。
Dragon Ash・Kjさん

プロフィール:人気ロックバンドのボーカル。
医師の診断で療養に入り、症状と向き合っていることを公表。
しばゆーさん(東海オンエア)

プロフィール:登録者数700万人超の人気YouTuber。
当初は自己申告だったが、後に診断を受けたことを公式に説明。
藤島ジュリー景子さん

プロフィール:元ジャニーズ事務所社長。
記者会見で診断結果としてパニック障害であることを公表。
芸能人に多い「発症のきっかけ」傾向
(本人談に基づく)
本人が語った内容を整理すると、次の傾向が目立ちます。
- 多忙・過度の緊張(試合・ライブ・収録など)
- 長年のストレスやプレッシャー
- 幼少期の体験やトラウマ
- 移動や閉所など特定状況での発作
これは職業や性格に関係なく起こりうるもので、誰が悪いという話ではありません。
治療と回復の“共通ルート”
本人が公表した範囲で共通しているのは以下の3つです。
- 医師による診断を受ける
- 休養・療養を組み込みながら活動を調整する
- 周囲の理解とサポートが改善を後押し
心の不調を公表する動きが広がる社会へ
芸能人が自身の体験を語ることは、
「心の不調を隠さなくていい」という価値観を社会に広げています。
適切な治療や理解があれば、仕事も生活も“自分らしさ”を取り戻していける。
その実例が増えつつあります。
パニック障害を公表した芸能人に関するよくある質問
【あとがき】
表向きは元気に見える人でも、心の中では限界に近づいていることがあります。
「少しおかしいかも」と感じたら、一人で抱えこまず、誰かに相談することが大切です。
私自身も発達特性による生きづらさや不安と向き合いながら生活しています。
だからこそ、芸能人の公表事例をまとめることには大きな意味があると感じています。
公表した人たちの勇気は、「心の不調を隠さなくていい社会」の後押しになります。
この記事が、あなたが安心して相談できるきっかけや、少しの心の余裕につながれば嬉しいです。
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